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ILLNESS

犬の病気辞典

脱水を起こす症例の一覧

症例一覧

  • 熱中症

    蒸し暑い室内や車内、暑さが厳しいときの散歩などで急激に体温が上昇することで 体温調節をする機能の働きが悪くなる病気です

    熱中症

    ネッチュウショウ

    蒸し暑い室内や車内、暑さが厳しいときの散歩などで急激に体温が上昇することで
    体温調節をする機能の働きが悪くなる病気です。
    特に6月〜8月の初夏から夏にかけて気をつけたい病気です。
    発症率が増えるの、気温22℃以上、湿度60%以上が目安になると言われています。
    短頭種や北方が原産の犬種、太り気味の犬子犬、老犬などは発症しやすい傾向があります。
    症状としては、よだれを大量に垂らし、口を大きく開けて
    「ハァハァ」と苦しそうに呼吸をします。
    口や目の粘膜が充血することもあります。
    症状が進行すると、痙攣や嘔吐、下痢を起こす場合もあります。
    体温の上昇が更に進むと脱水症状を引き起こし命に関わることもあります。
  • 鞭虫症

    既に感染している犬の糞便と共に排泄された虫卵が何らかの拍子に口に入ることで感染します

    鞭虫症

    ベンチュウショウ

    既に感染している犬の糞便と共に排泄された虫卵が何らかの拍子に口に入ることで感染します。
    また、犬鞭虫は長さ5~7cm程の吸血状の寄生虫が、主に盲腸に寄生します。
    寄生しても症状が現れないことが殆どですが、
    多数寄生すると大腸に障害が起き、大腸性の下痢を生じます。
    そして粘膜や血の混ざった下痢を少量ずつ何度もするようになります。
  • 腸閉塞

    犬の腸閉塞の多くは、おもちゃなどの異物を飲み込むことによって腸がつまり発症します

    腸閉塞

    チョウヘイソク

    犬の腸閉塞の多くは、おもちゃなどの異物を飲み込むことによって腸がつまり発症します。
    また、腸の腫瘍や腸管内に大量寄生した内部寄生虫が原因となったり、
    周辺の臓器が何らかの疾患などで肥大している場合にも発症することがあります。
    閉鎖することで通過障害を起こし、嘔吐や下痢、便秘、食欲や元気の低下、脱水症状などが現れます。
    異物によって腸が詰まっている場合には激しい腹痛からお腹を丸めた姿勢をとったり、
    呼吸が早い状態になったり、消化不良による口臭など、様々な症状が現れます。
    症状を放置しておくと腸の血行が阻害され、腸管が壊死し、場合によっては死に至ることもあります。
  • レプトスピラ症

    レプトスピラ・カニコーラやレプトスピラ・ヘクテロヘモラジーという 病原性レプトスピラ菌に感染することで発症します

    レプトスピラ症

    レプトスピラショウ

    レプトスピラ・カニコーラやレプトスピラ・ヘクテロヘモラジーという
    病原性レプトスピラ菌に感染することで発症します。
    既に感染しているネズミや犬の尿や、その尿に汚染された土や水たまりに接触したり、
    汚染された食べ物を食べたりすることで感染します。
    特に症状が現れないことが多いです。
    症状が現れた場合、主に40℃前後の高熱、食欲不振、結膜の充血、
    嘔吐や血便などをもたらし、脱水や尿毒症を起こし、高確率で死に至ります。
    場合によっては、発病後わずか数時間から数日で死に至ることもあります。
  • 犬パルボウイルス感染症

    既にパルボウイルスに感染した犬の便や嘔吐物などを 他の犬が舐めたり触れたりすることで感染します

    犬パルボウイルス感染症

    イヌパルボウイルスカンセンショウ

    既にパルボウイルスに感染した犬の便や嘔吐物などを
    他の犬が舐めたり触れたりすることで感染します。
    主にワクチンを接種していない体力や免疫の弱い子犬や老犬に感染しやすい傾向にあります。
    感染してから4〜10日程の潜伏期間の後、激しい下痢や嘔吐、
    血便、元気や食欲の低下、発熱といった症状が現れます。
    重症化すると嘔吐と下痢により脱水症状になり、衰弱して死に至る場合もあります。
    また、妊娠中の雌犬に感染すると流産や死産を引き起こします。
  • コロナウイルス感染症

    既に犬コロナウイルスに感染している犬の糞便のニオイを嗅いだり、 糞便を踏んだ足を舐めたり、口にしてしまうことで感染します

    コロナウイルス感染症

    コロナウイルスカンセンショウ

    既に犬コロナウイルスに感染している犬の糞便のニオイを嗅いだり、
    糞便を踏んだ足を舐めたり、口にしてしまうことで感染します。
    成犬に感染した場合、症状が現れないことが殆どです。
    仮に症状が現れても軽い下痢や嘔吐、血便などです。
    しかし、子犬に感染した場合には、症状が強く出ることがあります。
    下痢が長引くことで脱水症状を引き起こしてしまったり、
    症状が重くなると死に至ることもあります。