犬伝染性肝炎
犬アデノウイルスI型というウイルスによって肝炎が引き起こされる病気です
犬伝染性肝炎
イヌデンセンセイカンエン
犬アデノウイルスI型というウイルスによって肝炎が引き起こされる病気です。
この病気はワクチンによる予防が可能ですが、1歳以下の子犬に感染し発症すると
致死率が10〜30%と非常に高いです。
感染した犬の分泌物や排泄物などに含まれており、
それらを舐めたり、汚染された食器を使用することで感染します。
また、症状が回復した犬でも半年〜1年程は尿中にウイルスを含んでいるので注意が必要です。
軽度の場合、発熱や鼻水など、風邪によく似た症状が見られます。
重度になると高熱や嘔吐、下痢が見られますが1週間程度で回復することが殆どです。
しかし、1歳以下の子犬に感染してしますと2〜8日間の潜伏期間の後、
嘔吐や下痢などの急激な体調変化により半日から1日以内で死亡することがあります。