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ILLNESS

犬の病気辞典

よだれが多い症例の一覧

症例一覧

  • 口内炎

    口の中で歯と舌と歯茎以外の軟部組織に起こる炎症のことです

    口内炎

    コウナイエン

    口の中で歯と舌と歯茎以外の軟部組織に起こる炎症のことです。
    口腔内に傷がある場合や、ウイルス、細菌、真菌といった
    病原性微生物の感染で発症することがあります。
    特に、栄養不足で免疫が低下している時や
    重度の歯周病を併発している時に発症しやすくなります。
    食事をする時に口内炎を気にして噛みづらいような仕草をしたり、
    水泡などができ口臭などが強くなることがあります。
  • 狂犬病

    人を含む全ての哺乳類に感染する人獣共通感染症です

    狂犬病

    キョウケンビョウ

    人を含む全ての哺乳類に感染する人獣共通感染症です。
    日本では40年以上発生していませんが、発症すれば
    ほぼ100%の致死率がある病気です。
    狂犬病は、狂犬病ウイルスの感染によって発症します。
    狂犬病ウイルスは感染動物の唾液中に大量に存在する為、既に感染している
    動物に咬まれることで傷口から唾液と一緒にウイルスが侵入し感染します。
    初期症状は風邪と似ています。
    そして、暗い場所に隠れたり、友好的な犬が臆病になったりと性格が変わってきます。
    その後、過剰に興奮したり、目の前にあるもの全てに噛み付いたりと
    顔も性格も凶暴な様子になっていきます。
    症状が2~4日続き、1~2日で死亡します。
  • 熱中症

    蒸し暑い室内や車内、暑さが厳しいときの散歩などで急激に体温が上昇することで 体温調節をする機能の働きが悪くなる病気です

    熱中症

    ネッチュウショウ

    蒸し暑い室内や車内、暑さが厳しいときの散歩などで急激に体温が上昇することで
    体温調節をする機能の働きが悪くなる病気です。
    特に6月〜8月の初夏から夏にかけて気をつけたい病気です。
    発症率が増えるの、気温22℃以上、湿度60%以上が目安になると言われています。
    短頭種や北方が原産の犬種、太り気味の犬子犬、老犬などは発症しやすい傾向があります。
    症状としては、よだれを大量に垂らし、口を大きく開けて
    「ハァハァ」と苦しそうに呼吸をします。
    口や目の粘膜が充血することもあります。
    症状が進行すると、痙攣や嘔吐、下痢を起こす場合もあります。
    体温の上昇が更に進むと脱水症状を引き起こし命に関わることもあります。
  • てんかん

    異常な興奮で脳内の神経に発作が起こり体のコントロールを失ってしまう状態のことです

    てんかん

    テンカン

    異常な興奮で脳内の神経に発作が起こり体のコントロールを失ってしまう状態のことです。
    脳疾患や先天性の脳異常、ストレスによって引き起こされることがあります。
    ビーグルやプードル、キャバリアやテリア系の犬種に多く見られます。
    遺伝的な要因が大きく関係していると言われています。
    痙攣には体がガチガチに固まってしまうケースと、ビクビクと体が動くケースがあります。
    症状が繰り返し起こると、脳に深刻な障害を与え、
    命に関わる状態に陥ることもあります。
    発作には前兆があり、数日〜数分前によだれを垂らしたり、
    落ち着きがなくなったりします。