フィラリア症
フィラリアという白く細長い素麺状の寄生虫の感染により起こる病気です
フィラリア症
フィラリアショウ
フィラリアという白く細長い素麺状の寄生虫の感染により起こる病気です。
人にも感染することがあります。
感染能力のあるフィラリア幼虫を体内に持つ蚊が犬を刺した時、
蚊から犬の体内へ感染幼虫が入り感染します。
犬の体内に入った感染幼虫は、脱皮を繰り返し成長して2~3ヶ月経過すると血管に到着します。
そして静脈の中を通り心臓に到着し右心室や肺動脈に寄生します。
感染初期や少数寄生の場合、ほとんど症状は現れません。
しかし、寄生してから数年が経過すると症状が現れ、元気や食欲が低下し、
息が荒くなるなどの呼吸器の症状が徐々に酷くなります。
そして、お腹が膨らんできたり、赤みを帯びた尿をするようになることがあります。
さらに進行すると失神や咳に多量の血が混ざることもあります。