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犬の種類図鑑

パグ

犬の種類図鑑

History

歴史と概要

「皇の印」パグ

犬の総合施設Pooch 犬の歴史

短鼻の小型犬、パグの名前の由来については、さまざまな説がある。その中でも、有力なのは、ラテン語の「握り拳(pugnusパグナス)」。パグの頭の部分が握り拳にしているからだ。また、18世紀に流行したパグモンキー(しし鼻の猿)「マーモセット」に似ているところから由来したという説もある。もうひとつ、中国語で「いびきをかいて眠る王様(パー・グー)」、から来ているとも言われている。ちなみに、オランダでは鼻を豚のようにならすことから「モプスフンド」とよばれ、となりの国ドイツでは同じ「モプス」でもしかめっ面を意味している名で呼ばれていた。また、イギリスではチャイニーズ・パグと呼ばれている。これだけ様々な名前を持っているということは、それだけ多くの人にかわいがられ、注目されていたことの証だろう。

パグの誕生は、チベットの仏教僧たちが坐禅をするときに寒さしのぎのためにスパニエルとマスティフを掛け合わせて小型化したことによると考えらえている。坐禅を組んでいる膝の間において湯たんぽのように使っていたのであろう。湯たんぽは、すぐに冷めてしまうだろうが、パグだったら温かさをずっとキープしていてくれる。なるほど、効率的だ。

何世紀も前に、アジアのチベットで仏教僧たちにペットとして可愛がられ、小型化された種のひとつと考えられるパグは、その後、チベットから中国へ渡った。中国では、パグの額にある縦の「しわ」が中国語の「皇」という感じに見えることから、「皇の印」と呼んでいた。湯たんぽから、皇の印へと大出世だ。ただ、その特徴的な顔の「しわ」はヴィクトリア朝時代にはパグにとっては痛々しい原因を作ることになる。それは「断耳」。その顔の「しわ」をさらに強調するために、耳の先を切り取る「断耳」が行われたのである。中国から東インド貿易会社によってオランダに上陸するや否や瞬く間に人気者になり、あっという間にスペインにまで広まり、スペインのウィリアム王子を暗殺するために忍び足で近づいてきた兵士にパグが吠えかかり、王子の暗殺を阻止。スペイン王家公認の犬に認定されたのである。また、1790年代のフランスでは、ナポレオンの妻が、夫ナポレオンにメッセージを届けるためにパグが使われたとされている。パグはスパイとしても活躍できるのある。

コンパクトな体型に中身をぎゅっと凝縮した感じのパグは、愛情がとても深く、快活、はしゃぎ回ったり、おもちゃと遊んだり、とても行動的。肥満になりやすいので、毎日散歩には連れ出すのがベター。被毛のケアはとても簡単。たまに無駄毛を取るだけで充分。ただ、顔のしわの中にゴミがたまりやすいので、こちらはこまめにチェックするのを忘れずに。いざという時に、あなたを暗殺者から守ってくれるかもしれないのだから。

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Lifespan

寿命

13~14年

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Alias

別名

カーリン、モップス

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Size

体重・体高

体重:6~8kg
体高:25~28cm

情報更新日:2015.08.01
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