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犬の種類図鑑

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

犬の種類図鑑

History

歴史と概要

騎士道 キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

犬の総合施設Pooch 犬の歴史

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルはイギリス原産の小型犬で、スパニエル系と狆やチベタン・スパニエルなどを掛け合わせて誕生したとされている。
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの仕事は、家を守る番犬でもなく、狩を手伝う猟犬でもない。この犬種の用途は、膝や足の上でホッカイロや湯たんぽになったり、ノミを自分の体に集めることで飼い主に、ノミがつかないようにした防虫犬?でもあったらしい。そのかわいらしさと同居する優雅さ、そして飼い主に忠実な性格のキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルはすぐに人気者になった。

その名前の由来だが、凛としていて、レディー・ファーストである騎士のようなふるまいから、「キャバリア(騎士)」と名付けられ、「キングチャールズ」はイングランドの王様、チャールズ一世と二世が溺愛していたことからつけられた。特に、チャールズ二世のキャバリアに対する思い入れは深く、政治もほったらかしてしまうほどであったらしい。チャールズ二世が他界すると、マルボロ公爵がキャバリアの後を引き継ぎ、公爵の領地であった「ブレインハイム」という名前が、白地に赤毛斑の種のキャバリアにつけられた。
長い月日が流れ、キャバリアの長いマズルから短めのマズルのほうが人々に支持され始め、中世の面影が消えていった。しかし、そんな状況は到底受け入れられないと、愛好家が集まり、なんとか中世時代と同じ姿をしたキャバリアの維持に懸命になった。そこで、資産家のアメリカ人が長いマズルのキャバリアに懸賞金をかけたことにより、ブリーダーは躍起になった。時間の流れに逆行するような形だが、なんとかマズルが長いキャバリアを復活させることに成功し、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの名前に恥じない騎士が誕生したのである。
性格はいたって穏和で社交的、人とも犬とも仲良くやっていけるまさに騎士。人が大好きなだけあって番犬には向かないだろう。頭が良いのでしつけは入りやすい。
綺麗な被毛を保つためには毎日のブラッシングが必要だし、トリミングもきっちり行ったほうが良いだろう。

犬の種類図鑑

Lifespan

寿命

9~11年

犬の種類図鑑

Alias

別名

イングリッシュ・トイ・スパニエル

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Size

体重・体高

体重:5~8kg
体高:31~33cm

情報更新日:2015.08.01
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