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犬の種類図鑑

キースホンド

犬の種類図鑑

History

歴史と概要

オランダでもっともポピュラーな犬 キースホンド

犬の総合施設Pooch 犬の歴史

キースホンドはオランダ原産の犬種で、オランダでもっともポピュラーな犬種である。被毛が狼に似ていることから、イギリスでは「ウルフ・スピッツ」とも呼ばれている。キースホンドの名前を直訳すると「咬む犬」の意で、オランダ語のケーゼン(咬む)に由来するらしい。また政治家の名前をつけたとも言われている。
キースホンドはスピッツ系の中型犬で、少なくとも18世紀以降に伴侶犬や番犬として人々と生活をともにしていた。主な仕事は番犬として船を守ることにあった。オランダは港が多数あり、また河川もオランダ中にながれていたため、船舶の数が半端ではなかった。その船舶を狙った泥棒に頭を抱えていたところにキースホンドが登場し、問題を解決したのである。
しかし、地道に船舶の上で警備にあたっていたキースホンドは、またもや人間の低俗な政変に巻き込まれてしまう。時はフランス革命、オランダは国王派と愛国党に分かれて内戦状態に陥っていた。両党は、党のシンボルとして犬を掲げていた。キースホンドは、愛国党のリーダーが飼っていた為に、愛国党のシンボルになってしまった。そして、愛国党の党員、支持者がこぞってキースホンドを飼い始めた。愛国党はその後内戦に負け、愛国党であったことがわかると不当な扱いや、不利益を被る心配から次々にキースホンドを捨てたり、殺したりしたのである。また、国王派はキースホンドの飼育を禁止し、さらに追い討ちをかけるように、船が大型になったことから船を守る番犬の必要性も限られたものとなり、頭数は激減。絶滅寸前のところまで追い詰められた。しかし、愛国党が秘密にキースホンドを飼育し続けて、なんとか絶滅は免れた。党のシンボルに、野菜でも使えばいいのだ。
そして1920年に入り、キースホンドの大ファンのバン・ハルデンブルック男爵夫人が中心になり、この生き残っていたキースホンドの調査を始めた。そして、10年以上の歳月をかけキースホンドの再生に成功した。1930年にAKCにも認定されるまでになった。

その後、キースホンドは原産国オランダでも人気を回復し、現在ではオランダの国犬とされている。「人に殺され、人に生かされて」である。

気質は、活発であり、冒険心たっぷり。でもリラックスも大好きな犬種。家庭犬として資質をたっぷり内包している。また、感受性も非常に高い上に、賢いため、しつけやトレーニングは簡単に入る優れものでもある。
被毛は二層構造になっており、1週間に1~2回はブラッシングをし、2日に1回程度はむだ毛取りを行ったほうが良いだろう。また、シャンプーも月に一度はしたほうが良いだろう。

犬の種類図鑑

Lifespan

寿命

12~14年

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Alias

別名

ウルフスピッツ

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Size

体重・体高

体重:25~30kg
体高:43~48cm

情報更新日:2015.08.01