世界を変える方法
犬は生き物です。 トレーニングに預ければ、生涯お利口でいられるというわけではありません。 全ての行動を思い通りにコントロール出来る訳ではありません。 嫌いな物を好きにさせる事も、好きな物を嫌いにさせることもできません。 本能を抑えつける事はできませんし、すべきではありません。 お金をたくさん出したり、長期間預ければ直るというものではありません。 犬にも思春期があります、調子が悪い時も、ストレスでイライラしているときもあります。 人が犬たちの行動で理解できなかったり不可思議に思う事があるのと同じくらい、犬も人間たちの行動が理解できないと思っています。 愛犬に対しての不満やなおして欲しいところ、ここが理解できない・・・というところがあって、色々試してみたけど上手くいかない。そのような事は多々あると思います。 その場合、まずは犬の心理や行動学に詳しいドッグトレーナーに相談してみましょう。 そして、次に行うべきは犬へのしつけではなく自分自身の心の持ち方を変える事です。 というのも、自分は変わらないまま犬だけを変えようとしたり、または誰かになおしてもらおうという意識では、その後の犬との関係が良好になることはほとんどないからです。 以下の事は健全な犬であるために基本となるものです。 ○遺伝的に健全である犬を選ぶこと ○仔犬の頃は親犬や兄弟犬と一緒で過ごす、またはドッグキャンプ等に預けてしっかりした社会性を身につけさせること ○必要に応じて去勢・避妊を行うこと ○毎日たっぷり運動させ、健康的な食事を与え、仕事を与え、安心できる場所を確保し、しつけをすること 愛犬に対して自分が出来る限りのことをしてあげてられているでしょうか? 愛犬がどのような犬になるか、そしてどのような犬だと思うかは飼い主さん次第です。 私はドッグトレーナーという仕事をしていますが、実は人よりも犬に詳しいカウンセラーなのだと思っています。犬をリハビリすることももちろん大事なのですが、それよりもずっと重要なのは人の意識を変える事と改善策の内容をきちんと理解をしてもらい、実行してもらうことです。 犬への不満が、【自分が愛犬に何をしてあげれば良いのか】という課題へと変わればきっと状況は改善へと向かってゆくはずです。 どのような出来事も、自分を変えると世界は大きく変わります。 devote my life to dogs☆By midori ぽちっとお願いします♪ にほんブログ村