ドッグカフェは誰の為にあるのか?
右肩上がりのペットブームに比例して、ドッグカフェの数もどんどん増えている昨今。
犬の為に栄養バランスが考えられている美味しそうなご飯やお菓子はとても魅力的。
また、休日に愛犬と素敵なカフェでお茶やランチ!たまの休日を彩ってくれるアクティビティです。
しかし、実際ドッグカフェを訪れると吠えまくっている犬や落ち着かない様子で右往左往している犬、またはテーブルの上のご飯を食べたそうに立ち上がっている犬たちの溜まり場になっているケースが多いです。
飼い主さんの視点から見れば、犬と一緒に外でお茶ができるのは嬉しいイベントでしょう。しかし、はたして当の犬の方は楽しんでいますか?
ドッグカフェは他の犬の匂いがプンプンするし、気の合わない犬に出会う可能性も高く犬的には神経質にならざる得ません。
また美味しそうなご飯の匂いが犬の欲求に火をつけるものの、お行儀良くしているよう牽制され欲求不満になるのがおちです。
もちろん、仔犬の時から社会化されている犬であれば自然にくつろげる場所になるだろうし、性格が始めから落ち着いているようなワンちゃんであればストレスも感じないでしょう。しかし、実際その辺のドッグカフェでそんなワンちゃんに出会うことは稀です。
一方、ドイツでは犬を連れていけない場所はほとんどありません。
マックにも連れて行けます。
なので、「ドッグカフェ」の存在をドイツ人に説明しても想像できないようです。文化の違いですね。
ドイツの犬も普通の犬なのです。が、仔犬の時からレストランに連れて行き、社会化をし精神的に落ち着いていられるように育てられているのです。
ですので「あっこんなところに犬が?」と気がつかないほどくつろいでいます。
逆に静かに出来ない子は当然レストランから追い出されます。
ドイツの場合では犬と一緒にレストランに入っても、犬が不幸せな状況にあるという感じはしません。
しかし、日本のように限定されている場所に「たま」にしか行かないのであれば、飼い主は嬉しくても社会化されていない犬にとってはひどいストレスとなっていることでしょう。
ドッグカフェに行くのであれば、早いうちから社会化を意識して頻繁に行き慣れさせてあげましょう☆
good dog good life☆
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掲載日:2011.07.11