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プーチのドッグトレーナーが執筆する、犬と飼い主さんのためのプログ

無視を極める 第問

さて、昨日に引き続き「無視を極める」問題第二問目!

次の状況のうち、無視することで犬に影響を与えられるのはどれですか?

a) あなたの子犬が、子犬の集団の中で、リードを、自分の仲間のいる方へ引っ張った場合

b) 犬がジョギングする人を追いかけまわした場合

c) あなたの犬が、垣根のそばを通った歩行者に向かって吠えた場合

d) 犬がいすの足に噛み付いた場合


・・・・・・よく読み返してくださいね





これは、a)が正解です。あなたがただ立っていて、何もしない。リードを緩めることも、動くこともしない、他の犬との間隔を十分に保つという行動をとると、子犬は数分後には、「どんなに努力しても目標には届かない」ということを理解します。

いつまでたっても何の成果もないことにエネルギーを費やす健康な犬はいません。

日常生活の中でいつもそういう行動をとっていると、犬は、遠くにいる仲間のところに行こうとしてリードを引っ張るようなことはしなくなります。

もちろん、これは、他の「引っ張り癖」にも当てはまります。忘れてはならないのが、「最後までしっかりとやり抜く力」がとても重要。要は根気です。

これに対して上の質問にある選択肢の場合、犬は、「自分にとって得になる行動」を示しています。つまり他は、自分にとって即、楽しい、そして成果を得るのに、犬はあなたを必要としていない行動です。

したがって、こういうときには、「無視する」ことはその行動を制止しないということになってしまいます。

気をつけましょう☆

つづく・・・

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掲載日:2010.05.18
情報更新日:2010.05.17