無視を極める
あなたが望んでいない行動をとったワンちゃんに対するあなたのアクションは? トリーツを与える、怒る、クレートに入れるなどなど様々な行動を想定できますが…さてどうしますか。
非常に簡単な方法もありますよ。それは、「何もしない」つまり
「無視する」
これは、とっても簡単に聞こえますが、じつは大変な根気と熟練が必要というのも事実。というのは、どんな状況でも無視が役に立つってわけではないからです。
「無視」が、飼い主の望まない行動をとった犬の気持ちを「抑制」する作用があるときもあれば、それを認めてしまう作用もあります。では、「無視」の意味を確認するためにも次の質問に答えてみてください。
全部で4問。まず1問目、
基本中の基本…
問題1.
無視するとき、具体的にはどんなことをすれば良いのですか?
a) 犬に視線を向けない。
b) 犬を空気のごとく扱うことが必須。
c) 犬に話しかけてはいけないが、犬を落ち着かせるようになでてやる。
d) 犬を閉じ込めておくことが重要。
正解はb)。無視する場合、犬に全く関心を向けないということが重要です。したがって無視するということは、
「視線を向けない」
「話しかけない」
「触らない」
「犬の方向に動かない」。
その理由は、ちょっとでも犬の方にジェスチャーを示してしまうと、犬の側ではそれを容認としてとらえてしまう場合があり、それに対する行動を強化してしまうことがあるからです。
上の条件をすべて満たして初めて「無視」というメッセージがクリヤーに犬に届きます。その点をチェックしてみましょう。
では2問目は次回のブログにて…
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