外観で選ぶ、後悔。
人はかっこつけることが大好きな動物です。「かっこつけ」は何も悪いことではなく、「かっこう」は視覚がメインの人間界では遺伝子の劣勢、優勢を判断する材料の一つになっています。つまり、かっこいいということは優秀な遺伝子をもち、健康な赤ちゃんを誕生させる可能性が高いということです。
もちろん、人間にとっては権力の象徴だったり、無理のあるかっこつけ(例えば似合わない服とか車とか)はただの見栄として露呈してしまい逆効果になる可能性もあります。
犬を飼うときに、やはり自分の好みを犬種を選ぶのは当たり前ですが、外観のみの判断は非常に危険です。つまり、この犬種がかわいいからとか、この犬種がおしゃれとか…もちろん自分の気に入った犬種を飼うのは当たり前なのですが、ちゃんと犬種に関して調べもしないで飼う人が多い気がしてなりません。もし、犬を飼うときに愛犬ベストカタログや犬百科だけをみて判断したのならば後悔する確率は非常に高くなります。徹底的に調べたほうがよいでしょう。特に書籍やペットショップの話だけに頼るのはやめた方がいいです。ポジティブなことしか言いません。(そうしないと売れないから)
判断材料の一つとして一度、ドッグトレーナーや獣医などの経験者に話を聞いたほうが間違いがありません。大切なのはリアルな情報です。装飾は必要ありません。もちろん個体差は必ずあるので絶対「正しい」という情報はないでしょう。また犬種の性質も環境によって変わる可能性が多々あります。しかし、それでもあらゆるリスクを可能な限り減らすというのが人間の「知恵」でもあるのですから犬種について調べるくらいは責任をもってやったほうが良いと思います。
外観で判断してしまうのが人間の本能。しかし、知恵で選ぶことも人間にはできます。私たちには選択肢があるのです。容姿やサイズばかりを追求した結果、後悔するのは飼い主だけでなく飼われた犬も同じです。
これから犬を飼おうとしている人の参考になることを祈りつつ。
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