「あなたは犬にとってどのような飼い主ですか?」
犬が人に対してポジティブな効果があることはだいぶ前から科学的に証明されています。 アニマルセラピーや散歩による健康促進、オフィスドッグの仕事の効率化、そして何よりも笑いと癒しを人に与えてくれます。 一方、人は犬に対してポジティブな存在なのだろうか? ドイツの有名な心理学者がこう言っています。「多くの犬は飼い主を替えたがっているかもしれません」・・・ 何を根拠にこんな事をいっているのかというと、この心理学者、2789人の犬の飼い主を対象に行ったアンケートの調査結果をもとに発言をしているんです。 このアンケート結果をもとに心理学者は飼い主の心理を3つのタイプに大別しました。 なぜ、行き違いがあるのか下の結果と自分の性格を正直に照らし合わせてみてください。ヒントを見つけられるかもしれません。 タイプ1「プレステージ志向派」 連れて歩くことで他人から一目置かれたいひと。 ヒトの持つ他への威勢願望達成の材料として犬を選び自己に足りないものを補うタイプ。いいかえればファッションアクセサリーとして犬を不適当に利用する飼い主のグループですね。 良い例が、パリス・ヒルトン。 犬の気持ちは二の次になってしまっています。 タイプ2「感情移入派」 このタイプの飼い主は犬への期待が大きく、その期待に犬がそわない事で自らへも不満を感じる傾向にあります。 飼い主の気持ちは犬に強く固定されていて、時には飼い主自身や家族よりも犬の方が大事、下手をすると恋人よりも犬の方が大事というタイプ。 感情移入タイプは決して犬にとって悪いパターンではありません。しかし、感情移入が間違った方向に向かい、過保護になった時、犬の幸せはそこで終わってしまいます。 感情移入タイプの過保護の線引は極めて難しいのが現実です。 タイプ3「社交的なナチュラル派」 このタイプに属する飼い主は犬と共に何かを楽しもうという気持ちが強い。 例えば犬の散歩に出掛けて新しい飼い主と知り合うことを楽しみの一つとしているとか、一緒にキャンプに出掛けるとか野外での活動を通して犬との一体感を感じたいといった気持ちを持っている飼い主。 飼い主の行動が犬の興味や欲求を満たすことができるし、新しい環境に挑戦する事によって精神的にも満たされる犬にとっては最も理想的な飼い主。 この心理学者は総論として犬種や年齢・どこから来たかなどに関わらず飼い主と犬との関係は特に「飼い主次第である」ということ。飼い主の行動や姿勢が犬との関係を刻くそうです。 なるほど、言われてみればその通りですね。 自分自身のことを客観的に見るのはとても難しいことです しかし、愛犬との関係を見直すためなら自分に正直になるしかありません。 今年もあとわずか、今年の反省をして来年からはまた新たな視点で愛犬に接してみましょう。 皆様のぽちっと♪とっても励みになっております。 ありがとうございます☆ にほんブログ村