外国語が覚えられない大人と社会化できない成犬の関係
おはようございます、ぷーち関です。
しつこいようですが、きょうも前頭葉のお話。
決して前頭葉に惚れこんでいるわけでないのですが、とても大切な部分なのでしっかり理解しておくこと、損ではありません。
さてみなさん、外国語の習得を志した事、ありますか?
なんど会話教室に通っても、最新の機材を使ってもなかなか外国語をしゃべれるようにならない・・・
大人になってからの外国語習得は一筋縄ではいきません。
なぜか?
人間の脳内に言語野という言語の能力を司る部分があります。ちなみに言語野の分析を行ったのはノーム・チョムスキー博士。
この言語野が柔軟なうちに言語を習得しないと、固まってから習得しようにも難しくなってきます。
この言語野は6歳までに固まってしまうとされています。
大人になってから外国語を学ぶことが難しいだけでなく、せっかく学んでも忘れてしまうのはこのせいです。
つまり母国語並みに外国語を「喋れて」かつ「忘れない」ようにするためには、子供の時に習わなくては無理。
もしくはどっぷりと10年くらい外国で住む等すればなんとかなるかもしれません。
言語野を適切な時期に刺激しないと言語を話す事ができなくなりますが、
これは犬の前頭葉が柔軟なうちに社会化とう刺激をあたえなければ、母国語をしゃべれない人と同じ状態になることを意味しています。
あなたが母国語も喋れないで社会に放り出されたら、どんな気持ちがするでしょうか?
・・・・
言っている事はわからない、言いたい事が言えない、しかし毎日人に囲まれている生活は想像以上に辛いでしょう。
社会化を行わないイヌにとって、他のイヌとの生活はとても苦しいものになってしまいます。
みなさん、社会化の大切さを広めていきましょう。
愛犬と楽しい週末を☆
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掲載日:2011.12.16