得意分野から能力を引き出す!
スワレやフセ、マテなどのコマンドを教える時には沢山のポイントがあります。 前回ご紹介したのは、『とにかくイヌに分かりやすくする』ということ。コマンドの指示は短く、ハッキリ、少しだけ大きめな声で言う。また、動作も出来るかぎりシンプルにすることです。 イヌにコマンドを教える時のポイントはまだまだあります。 今回は【得意分野から伸ばしていこう☆】というお話です。 私が仔犬にコマンドを教える時はいつも、イヌたちにやる気があって、とても楽しそうにしています。私たちでも、何事も嫌々やらされているより、楽しく学んだ方がずっと覚えが早いものです。 今日のポイントは【イヌに教える課題はそのイヌのレベルや興味にあったものを選ぶ必要がある】ということです。 イヌにはその犬種ごと、その個体ごとによって興味や関心の対象物が違いますし、能力も違う、得意不得意もあるでしょう。 どんな犬でもこの順序でコマンドを教えていかなければならない!ということはありません。そのイヌが最も興味を示す、得意なことから伸ばしていけばいいのです。 コマンドを教え始めた犬に感じて欲しいのは、『いつでも人に注意を払っていた方が良い』ということです。人の伝えたいことが分かりやすく、楽しく、さらに指示を聞けばご褒美がもらえるとなれば、犬は積極的になり、私たちが出す声や手の指示を注意深く観察するようになるのです。 のんびりやさんにはいつも自分からすすんでしているフセから教えても良いでしょう。 元気いっぱいで動き回る犬にはジャンプを、ラブラドールにはキャッチやレトリーブが最高ですね。 はじめはとにかく自信を持たせ、私たちのコマンドを聞くと楽しい!という意識が出てきてからもっと新しいコマンドへつなげていければいいと思います。 devote my life to dogs☆By midori ぽちっとお願いします♪ にほんブログ村