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プーチのドッグトレーナーが執筆する、犬と飼い主さんのためのプログ

手のひらで包まれる犬とにぎりしめられる犬

野生の犬にはストレスがありません。 なぜなら、彼らは自分が生きていく道を自分で選ぶ事が出来るからです。 自分が生きていきたいように、自由に生きていける事はこの上ない幸福なのではないでしょうか。 ストレスがない・・・?本当?? 確かに彼らは生きていく中で、険しい表情を見せる事があります。 怪しい物音は何なのか、側に敵はいないか、獲物をとらえる事ができるのか、彼らはいつでも緊張感を持って過ごしています。それも一種のストレスであるとも言えるでしょう。 しかし、今日のテーマの【現代の犬が抱えるストレス】とは異なるものです。 現在日本で人間社会の中を生きる犬たちを見てみると、ほぼ全ての犬が自分の生き方を選ぶ事が出来ないでいます。 彼らは人間が決めたルールにそって生きていかなければならないのです。 吠えてはいけない、好きなところにおしっこしてもいけない、好きなように犬たちとコミュニケーションをとることもできないし、ましてや自由に歩くことすら許されていません。 今や、犬が人の決めたルールを守って生きる事が、犬が生きていくための当然の条件として突きつけられています。 いったいなぜ人々はペットを飼い、動物を自分の物としようとするのか。 それは昔、私たちと犬が共に生きるようになった『人間と犬が相互に利益を得て、お互いが幸福になれる』という理由からはかけ離れています。 今、私たちが彼らと共に暮らす理由。 それは、もちろん彼らはとても可愛いし、触っていると癒されるし、一緒にいて楽しい。そしてペットショップを見てもTVを見ても、犬がいる暮らしは幸せで理想的な生活であるように思え、憧れるものでもあります。 つまり彼らは私たち人間の多くの【欲求を満たしてくれる存在】なのです。 誰かの欲求を満たすためだけに生きる・・・・ どの生き物もそんな風に生きる事を望んではいないでしょう。 彼らと共に生きていくと決めたならば、可能な限り、彼らが毎日幸せに・快適に過ごしていけるような環境を与えてあげるべきなのです。 それが、私たちが出来る1番のことです。 そして同時にしなければいけないことです。 もしそうすることが出来ないのであれば、自由のない彼らにとって果たして『生きている事』とはどのような意味を持つのでしょうか。 The Dogs are our great teacher:) にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへにほんブログ村 人気ブログランキングへ

掲載日:2011.10.15
情報更新日:2011.10.14
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