家庭犬をしつけるのに警察犬トレーナーは必要なし
さて、どこにワンちゃんのしつけ・トレーニングをお願いしようかな~
と思ったらまずは、しつけ・トレーニングの目的を明確にしましょう。
「自分の犬に何を教えたいのか?」
「警察犬みたいにしたい!」というような特別な希望がある場合は別として、日常一緒に生活するのに問題なく、他の犬と仲良くできる程度でよければ、警察犬のトレーナーさんに見てもらうと方向性が少し違ってしまうかもしれません。
普通に生活できるレベルは家庭犬トレーナーに任せるのが一番確実です。
容易に想像できることですが、警察犬トレーナーは家庭犬トレーナーとは全く違う世界から来ています。扱ってきている犬種も違うし、学んできたことも全然違います。
警察犬トレーナーも、もちろん犬の扱いのプロフェッショナルですが根本思想が違います。
警察犬を育てるのに必要なのは、圧倒的な上からの力、そして厳しい規律です。
犬の個性とか、欲求とかは考慮に入りません。
警察犬のトレーナーの目的は警察犬を育てることにあり、犬の精神的バランスを図るものではありません。
当然、警察犬を訓練する人はそのことを骨の髄まで教わります。
そしてこの警察犬を訓練する方法そして哲学で家庭犬を見てしまいます。
「ただ、普通に生活したいだけなのに・・・」力でねじ伏せる方法を教わるだけで終わる事が多いです。
挙句の果てに、「2~3カ月預からないとだめですね~」と言われて、愛犬の個性が潰されて帰ってくることが多々あります。
家庭犬には家庭犬トレーナーが適役です。
冒頭に書いたように、自分の犬をどうしたいのか?
目的を明確にしてから、どのような形で、どんな種類のトレーナーにお願いするかを考えましょう☆
Good Dog Good Life☆
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掲載日:2011.06.28