一に根気、二に根気。犬しつけは根気が全てです。
当たり前のことですが、犬のしつけには根気が必要です。 言いかえれば、根気以外なにも必要ありません。 人間もそうですが、何事も繰り返さなければ習得できません。 イチロー選手や遼選手も、気が遠くなるほどの繰返しの結果として今の記録があるのでしょう。 人でも犬でもとにかく、何度も何度も繰り返して教えてあげる必要があります。 よく飼い主さんの中には 「うちの子は、もうオスワリはできる!」 とおっしゃる方がいます。 しかし、一言に「オスワリができる」といっても とても奥が深い。 環境が変わったり、誘惑されるものが増えれば、普段当たり前の ようにできるオスワリもできなくなることがあります。これでは「オスワリ」が出来ているとは言いません。 それによく観察してみると、実は言葉ではなく何気ない手の動きなど 無意識に行っていた癖とお座りが結びついていることもあり 人がイメージしていた「オスワリ」とは違った風に学習していることがあります。 なぜドッグトレーナーがトレーニングしている犬はいろんな技を身につけられるのか? その理由はテクニックというよりも、やはり地道に毎日練習しているからです。 当然ですが、一度学習したことの確実性を高めるためには、やはり毎日の反復練習が必要となり、こればかりは根気よく努力を続けるしかありません。 一度覚えた英語も2年間一度も使わなければ忘れてしまうのと同じですね。 また、カウンセリングなどを行っていると、すぐに結果を求める飼い主さんもいますが、問題の種類によっては、どうしても根気よく続けていかなければ効果が得られないこともあります。 例えば、要求吠えといった問題行動や分離不安等はとくに根気が必要とされます。それこそ場合によっては一年単位であたらなくてはならなくなる場合もざらにあります。 成功の秘訣は一に根気、二に根気ですよ。 次回は要求吠えの治りにくい理由に関して書きたい思います。 皆様のぽちっと♪とっても励みになっております。 ありがとうございます☆ にほんブログ村