犬の鼻について詳しく調べてみました 導入編
犬を理解するためには、「知識」と「想像力」が欠かせません。
今回は犬の一番大切な器官、「鼻」に焦点を当てます。
解剖学的⇒知識的面からと、さらに答えに一歩近づくため、犬が匂いを嗅ぐという行為が、一体どのようになされるのか考えてみましょう。
犬の鼻は、わたしたちの興味を強く惹き付けてやみませんよね。犬が匂いをかぎ回る際に吸い込む気流の速度が時速40キロにも達するなんて、誰も想像できないでしょう。
この気流を風の強さにかえると、風力6に当たり、海で3mものうず高い波を起こすような強さになります・・掃除機の集塵力なんて相手になりません(汗)
この強力な吸引力のおかげで、ごく微細な香料分子でも、鼻内部の敏感な受容体にまで導かれるのです。
犬の鼻が人間社会に貢献していることは周知の事実。
警察犬などは有名ですがドイツでは消防犬などもいます。
火災の発生原因がよく分からない場合、消防犬が呼ばれます。ごく短時間で広範囲を「嗅ぎつくせる」ので、火災捜査においてどんな分析器具よりも速いからです。
建物が全焼した場合であっても、常にわずかな痕跡(例えば燃焼促進剤の)は残っています。火災発生から何週間もたっていてもです。そしてその痕跡を探すのが消防犬なのです。ガソリンが使われたか、他の燃焼促進剤が使用されたかによらず、放火犯がどこで火をつけたのかを探し当てます。
消防犬や同業の犬たちの業績が素晴らしいとはいっても、犬たちが「どうやっているのか」という質問への答えはこれまでほとんど見つかっていませんでした。もちろん、鼻を使っているのは明らかですが。犬が匂いを嗅ぐとき、犬の鼻の中で実際に何が起こっているのでしょうか???この現象はずっと研究者の関心を惹き付けてきました・・・そして今年に入りペンシルベニア州立大学のブレント・ケーブン博士をを中心とするアメリカの研究者チームのが驚くべき事実を明らかにしました。
その結果とは???
つづく・・・
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