競り市でたたき売りされる、犬と猫の真実
ペットショップに並んでいる子犬(子猫も)どういった経緯でたどり着いたかご存知でしょうか?
心やさしいブリーダーさんが一頭一頭ペットショップをまわって「うちの子をよろしいくお願いします」などと牧歌的な取引が行われているとお思いでしょうか?
いや真剣に考えてみましょう。どうしたらあれだけの子犬を集めるのが可能なのか?大型店では少なくても20頭以上は展示されています。日本全国にその大型ペットショップ店って何軒あるんだろう???どれほどの子犬がきょう並べられているのか???
子犬がペットショップに並ぶまでの代表的な経緯はこうです。
ペット用の競り市(オークション)が全国に20か所あり、週に12回くらい、多いところでは一回に数百頭のペットが取引されます。
競り市がスタートし、一頭一頭ダンボールに詰められた犬猫が、ローラーやベルトコンベアーに乗せられて運ばれていきます。
数人の獣医師が、それぞれ一瞬で健康診断をして
問題が無い事を確認(診察は瞬きするくらいの速さ・・・)。
そして顧問が「始まり値」を決定。
「1万円スタート」
始まると、業者はそれぞれの手に握り締めたボタンを押し、
競り市が進んでいきます。
皆さんも一度は目にした「魚の競り」や「果物の競り」に似ています。
違いは相手がまだ生きている事です。
この方法は非常に残酷なものです。
子犬は生後・34週齢(独逸では8週間前に親と離すことは違法です)で出品され、もちろん未ワクチン…さらに、凄まじいストレスのかかる会場…病原菌・ウィルスも、まず防ぐ事は不可能…売れなかった場合も、その子はまた別のオークションへたらいまわし・・・・
もちろん、動物愛護の精神の微塵もありません。
不思議と思いませんか?果物の競りの映像は見かけるのに、動物の競りの映像は目にすることがありません。
見せることが出来ないからです。それほど、「酷い」ということです。
そして、最終的にペットショップのきれいなフロアのガラス張りの箱に入れられ衝動買いをしてくれる飼い主さんを待ち、店員が「この子は吠えませんよ」、「散歩も必要ないし簡単に飼えますよ」・・・・(わけないだろう)という流れです。
これが現実です。ペットショップで購入したワンちゃん猫ちゃんはほとんどこの道を辿っています。
では、売れ残った犬や猫はどうなるのか?
考えたこと、ありますか?
まさか、どこかで楽しく過ごしていると思ってたりしていませんか・・・?
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