犬との暮らしで起こる誤解 呼び戻し編
元来、犬は「呼び戻し」しやすい動物で、比較的簡単に覚えてくれるコマンドの一つ。
ドッグランや草原、メッセ会場などでコマンドを出せばまっすぐに戻ってくるのが、「呼び戻し」。
オヤツがある時だけ、家の中だけ、など条件がそろっていないと戻ってこない状態は「呼び戻し」ができているとは言いません。
これが一つ目の誤解。
一般的に、「呼び戻し」が難しいシチュエーションは他の「ワンちゃんがいる環境」とされています。
なぜ、他のワンちゃんがいると「呼び戻し」が難しいのでしょうか?
遊びに夢中になり、興奮し、飼い主の声など耳に届かないですし、飼い主さんのことはすでに知っている存在なので新しい友達といるほうがわくわくします。
この他の犬と遊んでいる時の「わくわく」を超えるわくわくを提供すれば、犬は飼い主さんのところに戻ってきます。
何よりもわくわくするのは、やっぱりオヤツ。
前向きな口調でやる気を出させ、アイコンタクトして戻ってきたらオヤツを与えるを繰り返してください。
何度も名前を呼べば、来てくれるというのが2つ目の誤解。合図が大事だと分からせるため、コマンド「呼ぶ」のは1回だけにしましょう。無駄に何度も呼ぶと、言うことを聞かなくても大丈夫とだと学習してしまい、とりあえず自分のやりたいことに没頭するようになってしまいます。
もちろん、「呼び戻し」の練習は必ずリードをつけた状態で行いましょう☆
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掲載日:2010.04.26