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その三　結論

飼い主が同意できるプロの手法と、自分の考える手法を取り入れた接し方が最も健全で、愛犬にできる最大限の愛情表現なのではないでしょうか。

お洒落な服を買ってあげるよりも、犬にとって何倍も必要なことであり、重要であり、犬にとって幸せにつながることは間違いありません。もし、綺麗なリードや高価なドッグフードを与えることが愛犬に一番必要な愛情表現だと思っているようだったら、犬に関してすべての知識をもう一度根本から見直したほうがいでしょう。考えてみてください。子供にきれいな服を買ってあげるよりも、良い教育を受けさせた方が良いと思うのが当然なのでは。

また、犬に関する正しい情報が増え、飼い主の意識が高まり、しつけができている犬の数が増えれば社会的に迷惑行為が減り、活動範囲も広がりその結果、犬は外出する機会が増え充実した一生を過ごせることになる。そして犬の社会的地位も向上するのです。

犬は飼って終わりではない。散歩とご飯と撫でるだけでは十分ではない。

違う価値観と世界観で生きている動物に対して、人間目線の主観から検討するのではなく、その生き物の目線に立ち理解することが必要なのです。


次回のテーマはドッグ・トレーナーとしつけ教室の選び方に関して吠えたいと思います。