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プーチのドッグトレーナーが執筆する、犬と飼い主さんのためのプログ

メタボ犬が急増している背景

一昔前、昭和時代には肥満、メタボ犬はあまり目立つ存在ではなかった気がします。ちょっと太っているかなぁくらいの犬しか見かけませんでした。しかし、平成に入るとぐっと太りすぎの犬をたくさん見かけるようになりました。

昭和と平成の間にどんな違いがあるのでしょうか?

昭和と言えば、犬は外飼いが普通でしたし、ご飯は残飯を適当に混ぜたものをあげるのが常識でした。
そして犬の地位はあくまで「家畜」であり、犬は甘やかされることがありませんでした。

平成に入ると、犬はコンパニオンアニマルと呼ばれ一気に地位が人間と平行線上にある存在になりました。
外飼いはかわいそうだし、残飯は不健康というふうに意識が変わり、贅沢をするようになっていきます。そしてこの贅沢がメタボ犬の引き金になっています。とくにおやつ。小さなビスケット一枚は小型犬にとってはハンバーガー1個分くらいのカロリーがあります。よく愛犬の顔の大きさとビスケットを比べてみてください。人間の顔の大きさに対して同じくらいのサイズのビスケットを想像するとカステラ1個と同じくらいになりませんか?

昭和は昭和で、人は犬にたいして間違った接し方をしてきてしまいました。そして平成は平成でまた間違った接し方をしています。
大切なのはバランスなのです。昭和と平成の良いところをうまく取り入れて愛犬の健康をキープしましょう☆


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掲載日:2009.07.24
情報更新日:2020.09.09