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プーチのドッグトレーナーが執筆する、犬と飼い主さんのためのプログ

トレーニングブログ「お散歩でのすれ違い編」ミカンくん

今回トレーニングを頑張ってくれたのは、柴犬のミカンくんです!

犬のトレーニング,しつけ,飼い方:

ミカンくんの問題は、

お散歩中すれ違う犬に向かって吠えてしまうことでした!

 

他犬に対して吠えてしまう理由はいくつか考えられます。

★怖くて吠えてしまう場合

★警戒して吠えてしまう場合        

★飼い主さんのことを守ろうとして吠える場合 など・・・

 

ミカンくんがお散歩中に吠えてしまう理由を探るために

まずは、ドッグランで他犬がいるときに

どのように過ごすのか様子を見てみることにしましたd( ̄  ̄)

 

お散歩中、他犬のことが怖くて吠えてしまう子の場合

ドッグランでは、お散歩中よりも他犬との距離が近くなったり

飼い主さんという頼れる存在が近くに居なくなるので

怖くて全く動けなくなってしまったり、

他犬のことを警戒して避けるように動きます。

 

ドッグランでのミカンくんの様子を見てみると・・・

近くに犬がいても、吠えることや気にすること無く

とってもマイペースに過ごすことができていました!

 

つまり、他犬が怖くて吠えてしまっているという理由ではなかったのです!

 

ではなぜ、お散歩中にすれ違う犬に向かって吠えてしまうのか・・・

それは、飼い主さん(リードを持つ人)のことを

守ろうとして吠えてしまっていると考えられます!

 

ミカンくんは柴犬です。

柴犬は元々番犬だったということもあり、縄張り意識や忠誠心、警戒心が強く

来客者やすれ違う犬や人を敵と判断し

家族や縄張りを守るために吠えてしまうことがあります。

 

ミカンくんも、お散歩中にすれ違う犬を敵と判断してしまい

吠えることで相手(すれ違う犬)を牽制し、

飼い主さん(リードを持つ人)のことを守ろうとしていたのです。

 

改善するためには、

飼い主さん(リードを持つ人)がミカンくんにとって頼れる存在となり、

「すれ違う犬のことを気にしなくて大丈夫だよ!!」 「守らなくても大丈夫だよ!」

 ということを理解してもらう必要があります。

 

お散歩中犬を見かけた際には 、飼い主さん(リードを持つ人)が

「吠えちゃうかな」 「あー犬が来ちゃったなー」などの不安な気持ちになると

その気持ちを察して、警戒心がより高くなり

「僕が飼い主さんを守らないと!!!」という気持ちから、吠えてしまいます。

 

お散歩中に犬を見かけても

できるだけ不安な気持ちにはならないように心がけましょう!

(少し不安だとしても察されないように (T . T))

 

他犬に吠えてしまった際には、オスワリやフセ・マテなどの指示を出し

一旦落ち着かせ、飼い主さん(リードを持つ人)に意識を向かせます!

そして、すれ違っても吠えなかった時や吠え止んだ時にはたっぷりと褒めてあげましょう!

 

ミカンくん、今ではお散歩中に犬とすれ違っても
落ち着いていて歩くことができるようになりました!( ・∇・)
また元気なミカンくんにお会いできることを楽しみにお待ちしております♪
https://youtu.be/7n2ukFMbdK0
掲載日:2019.03.20
情報更新日:2019.03.20