冷めることのない元気、興奮症
きょうのお話は興奮症です。
目が合っただけで息が荒くなって、やたらと走り回り、なんでも口にしては振り回し、エネルギーが尽きないようなワンちゃんが、イワユル興奮症とされています。重度な興奮症はヨダレが止まらず、吠え続けてしまいます。重度な興奮症は通常のご家庭では面倒を見切れないでしょう。
「元気いっぱい」と「興奮症」で走り回っている犬とではまったく状態が違います。
そもそも興奮症は持って生まれた性質・性格に原因があることも確かですが、根本的な社会化不足がその主たる要因です。
もちろん、子犬が興奮気味であることはとても自然なこと。しかし成犬になっても、落ち着きがなければ「興奮症」の可能性があります。
まず、子犬が元気いっぱいで興奮気味だなぁーと感じたらまず、社会化トレーニングをしっかり行うこと。興奮症でなくても、社会化はとても大切ですが、特に興奮する子は社会化を行うことで自分を自制することも覚えます。成犬の場合は下記の点を参考にしてください。
興奮症を改善させるためには、まず何よりも
運動をさせる→エネルギーを「これでもかぁー」というくらい発
散させる。徹底的に運動させたことありますか?
服従訓練→徹底的に服従訓練をすれば自制心も培われます。
行動及び居場所の制限→具体的には飼い主さんが愛犬をハグする(ホールドラッピング)ワンちゃんが落ち着くと思います。
これらの大前提として去勢・避妊手術は常識。未去勢はストレスを生む以外に何も生みません。
個人的には犬が興奮して噛まない限り、多少興奮していても気にはなりませんが、度が過ぎてしまっているようでしたら是非、参考にしてください☆
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