喧嘩なのか、遊びなのか
「犬同士が遊ぶと喧嘩に発展するから避けるように」などと教えている人や書籍が存在するようですが、正しくありません。
確かに、遊びがエスカレートして犬が「ウゥーゥー」うなり始めると、なにかいけない予感がしてしまいます。
しかし、昨今の脳研究によって「攻撃」と「遊び」は全く違う回路を使っており、あくまで「遊び」は「遊び」であって「攻撃」には発展しません。
問題はどこからどこまでが「喧嘩」なのかを人間目線から決めてしまっている点です。
犬同士がじゃれている間に、耳や足を噛み始め痛がっているのをみると人間の目から見ると喧嘩に映ります。
人間同士も路上で殴り合いをしていれば「喧嘩」ですが、リングの上で戦えば血だらけになってもボクシング(スポーツ)になります。
そもそも、犬同士が本気で喧嘩を始めるときは、一瞬で始まりますし一切容赦ないので流血は避けられません。
犬同士の遊びはとても大切で「勝ち方」だけでなく「負け方」も習得できるもの。犬社会では重要なコミュニケーション能力です。
積極的に犬同士を遊ばせましょうね♪
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掲載日:2010.01.22