一人に慣れない人間とひとりにされる犬、留守番の気持ちを考察する
こんにちは、ぷーち関です。
きょうもまだ暑いですが、いかがお過ごしでしょうか?
先日、ドッグトレーナーの研修生と話をする機会がありました。
そこで聞き逃せない内容がありました。
「私は一人が好きなので、イヌも一人で平気だと思います。」
なるほど、自分が感じている気持ちをそのままイヌに当てはめているわけですね。
私は(もしくは僕は)一人が好き・・・このセリフ耳にすること、結構あります。
一人が好きというのは本当なのでしょうか?
一人で独立して存在するということは、テレビもなければ本もなく、もちろんゲームやブログ、Twitterもない。メールも携帯も一人で独立して存在しいることを邪魔します。
本も、メールもあらゆるメディアと接している時間は「一人」であるとは言えません。
相手は人ではないとはいえ、自分の中でなんらかの形で会話しているのであればやはり独立した時間ではありません。
一人というのは、人は簡単になれるものではないのです。それこそ、瞑想を極めた修行者くらいなもの。
頭の中のもう一人との会話は止むことはなかなかないでしょう。
ですので、「一人が好き」というのは誰にも邪魔されたくない時間、それも結構、短期間限定の表現と思って間違いないでしょう。
じゃ12時間、相手にする本もブログもメールもないイヌが本当に留守番が辛くないのでしょうか?
人間のように、思考しながら飼い主の帰りを予測出来ないイヌは、ただただ、不安と眠りを繰り返している状態です。
あなたは一人が好きでも、イヌは好きではありません。
もちろん、一人が好きなイヌもいますけどね。
留守番させるくらいなら近所にイヌを飼っている人に一週間に一回預かってもらうように頼んでみてはいかがでしょう。
オッケーしてくれる飼い主さん、沢山いると思いますよ☆
今週もよい一週間を。
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掲載日:2011.08.29