なぜ、犬は撫でられるのが好きなの?
犬は撫でられるのが本当に大好きで、頭や背中をなでてあげると体をくねくねさせて喜びを表現してくれます。
でも、そもそもなぜ撫でられるのが好きなのでしょう?
安心するからです。当たり前のようですが、もうすこし掘り下げてみましょう。
犬の知覚の代表と言えば超高感度な嗅覚、卓越した聴覚、そして動体視力に優れた視力ですね。撫でると言う行為は、犬の触覚を刺激しますが、他の知覚に比べたら高感度ではありません。他の知覚に比べて5%の割合しか使われていないようです。
つまりあまり大切ではない、「触覚」なのに撫でるとなぜあれほど喜ぶのでしょうか?
実は犬が生まれる時に、一番発達するのが触覚。なぜ触覚が生後間もなく一番重要なのかは、生き残りにかかっているからです。触覚さえあれば、母親犬に触れていられるからです。母親犬の体温を感じ、触れていれば安全だし守ってもらえるので生き残る確率はぐっと高くなります。もちろん、母親の母乳の位置も確認できるので栄養不足になることもありません。
触覚は成長するに連れて他の知覚に押されていき割合的には小さくなっていきます。しかし、何歳になっても「触れている」=「安心」そして守られている意識が消えることはありません。
ですので、愛犬をなでて「安心」を与えてあげてください。
肉体はご飯を欲しがります。精神は接触をすることで満たされます。どんどん、スキンシップを取って行きましょう。
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掲載日:2009.09.25