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ボディーランゲージと犬のサイン

犬は毎日、実に様々なサインを私達に送っています。 犬のサインは言いかえればボディーランゲージといっても良いでしょう。 尻尾を振ったり、散歩のときに引っ張ったり、時には咬んだり・・・ しかし、いくら犬がサインを送っていたとしても受け取る側に読み取る力がなければコミュニケーションは成り立ちません。 例えば人の赤ちゃんを例に挙げてみましよう。 赤ちゃんの表情、声などはコミュニケーションという視点からは「サイン→ボディーランゲージ」といえます。 また 健常な大人同士のコミュニケーションについても、アメリカのある研究では言葉で伝わるメッセージは35%くらいで、残りの65%は身振りや表情など言葉以外によって占められているということです。数字にされると納得できますね。 私たちは、知らず知らずのうちに身体を使ったコミュニケーションを行っているわけです。 赤ちゃんの時にサインを読み取ってもらったという遠い身体の記憶から、体の端々で伝えようとしているのかもしれません。 従って、一般的に犬がしっぽを振っていればポジティブな印象を自然に理解出来ますし、唸っていればネガティブという感覚を持つことが出来ます。 なるほど、犬のサインは注意深く観察すべきであり、また人間もそれを本能的に理解できることがわかりました。 しかし、犬のサインにはある特徴が隠されています。 その特徴とは・・・犬のサインは一生涯自分の要求しか表していない点です。 人の赤ちゃんの場合もまさに自分の要求しか表しませんが、成長していけば相手の状況を考えるようになるので一方的ではなくなります。 確かに要求しかサインを表さないのでわかりやすい!しかし、要求を受け入れすぎると問題行動を抱える子に育ってしまいます。 人の赤ちゃんと同じです。生理的欲求を満たしてあげるのは当然ですが、わがままをずっと受けいれていく事はしないでしょう。 なぜでしょうか? 自分のワガママだけでは生きていけなくならからです。 犬の場合も全く同じです。 犬をベタベタと甘やかすのは、長い目で見ると好ましくないと。 失敗した多くの例では、子犬時代に甘やかして且つ興奮させすぎていると思います。 犬のサインを見逃さず、かつ丁度よく対処してあげれば希望通りの関係が築けるのではないでしょうか? 叶えるだけがすべてではないようです。 皆様のぽちっと♪とっても励みになっております。 ありがとうございます☆ にほんブログ村 犬ブログ 犬 訓練士・ドッグトレーナーへにほんブログ村 人気ブログランキングへ

掲載日:2010.11.15
情報更新日:2020.09.08