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犬の種類図鑑

ワイマラナー

犬の種類図鑑

History

歴史と概要

「灰色の精霊」 ワイマラナー

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貴族の品格を漂わせている、威厳ある容貌と身のこなし。琥珀色のキラリと光る目、そして艶のあるグレーの被毛がワイマラナーの特徴である。

ワイマラナーの出身地はドイツのワイマール地方。犬種名のワイマラナーも「ワイマールの出身」と言う意味だ。起源は17世紀頃と言われているが、正確な系統はわかっていない。特に、ワイマラナー独特のグレーカラーの起源についてはよくわかっておらず、この犬種が誕生した当初から既にこのようなグレーカラーをしていたようである。 そして、どんな狩猟にも役に立つ万能な猟犬の作出を目指して19世紀、猟犬として優れた資質をもつ個体と選択交配が進められ、現在のスタンダードが確立した。特にワイマール王朝が熱心に取り組み、祖先犬は、ブラッドハウンドやジャーマン・ショートヘアー・ポインターなどの初期のポインティング系の犬種と言われている。

ワイマール地方の貴族は、ワイマラナーを徹底的に門外不出として保護してきた。そして、近代までワイマラナークラブの会員しかワイマラナーを買うことが出来なかった。その会員になるための条件がまたとても厳しかった。ドイツ国内でもほとんど会員になることが出来ないくらいだ。まるで、イギリスの秘密クラブの会員になるほど難しい。貴族の血が流れているか、もしくは富豪でないとドアのベルも押せないのである。また、会員以外のワイマラナーを見つけると、登録はおろか処分されてしまうとうほど厳しかった。当然、海外への流出に時間がかかったのも無理はない。しかし、なぜか1929年にアメリカ人が、ワイマラナークラブに入会することが出来た。そのアメリカ人が2頭だけ、アメリカ国内に持って帰ることを許された。なぜ、何百年と続いてきた門外不出のワイマラナーをアメリカ人が2頭持ちかえることができたのか?何か特別な政治的理由が隠されていると言われている。

その後、米国に渡ったワイマラナーも、ドイツのクラブの厳しい規則と同じように手厚く保護され、とても厳格な選抜交配が行われた。米国産ワイマラナーはその後、「服従競技」でずば抜けた成績をあげ、人々の注目を一気に集めた。当時、「灰色の精霊」というニックネームが付けられた。米国では今日ではとてもポピュラーな犬種として飼育している人も多い。日本では2007年時点で約400頭登録されている。血統書がないワイマラナーだと5万円台から購入することができ、ペットショップのダックスよりも安いくらいだ。すっかり庶民の生活に馴染んでしまったワイマラナー。
貴族であろうと庶民であろうと、ワイマラナーは毎日かなりの運動が必要。ジョギングや、ボール遊び、またはドッグランなど頻繁に連れて行ったほうが良いだろう。美しい、スムースで光沢のある被毛は、ときどきブラッシングしたり、むだ毛を取り除くなど、最小限のケアをしていれば充分だ。

犬の種類図鑑

Lifespan

寿命

12~13年

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Alias

別名

ヴァイマラナーフォアシュテーフント

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Size

体重・体高

体重:32~39kg
体高:56~69cm

情報更新日:2015.08.01
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