命の灯りはまだ消えていない!活動報告と対策
昨日の福島は曇りがちの雨模様。
(今回の活動、写真にいくつかおさめましたが衝撃的すぎるので公開を控えさせて頂きます。ご了承下さい。)
先週よりも道路の状況は改善され、ガソリンスタンドの行列もピーク時に比べたら半分にも満たなくなっていました。
一方、避難地域の人影がほとんどなく無人化した道路、村や町の静けさは一層深くなっています。
震災から3週間が経ちました。
住民が避難してから少なくても2週間以上経過しています。
あちらこちらに繋がれている犬のあばらが浮き出でていて、こちらをじっとみつめている瞳はくぼんでいます。
でも、近寄ると喜んでしっぽを振り、元気に飛び跳ねます。
すごい生命力!飲まず食わずで2週間経過してもまだまだ元気です。
寄付して頂いたドッグフードを山盛りにするとガツガツ。
そしてすぐにゴフゴフもどして、またパクパク。
お水を上げようにも、水道はどこも止まっており近くの川から水を汲んできてガブガブ。
犬の隣には、子猫が箱に入れられていてその上には大きな石でふたがされています。
よく見ると、もう一頭子猫がいたのですがその子はすでに餓死。
生き残っている子も糞尿の中で辛うじて立っている状態でした。
ドッグフードでしたけど、思いっきり食べてくれました。
まだ、たくさんのペットが生きている!!!
見捨てられた町で主人の帰りをじっと耐えながら生きている!!!
今回は事前に福島県の方に保護依頼を受けていた犬の保護を中心に活動してきました。
なんとか、依頼された住所にたどり着き犬の保護に成功!生きていました!
それから、住所にたどり着いたけど逃がされていたケースも多々ありました。
今回は餓死しているケースがなかったのが救いです。
いまだったらまだ、間に合います!
一緒に連れてかえれないのであればせめて、首輪に連絡先明記して放してきてあげて下さい。
自由になった犬は必ず、必ず生き残ります。
確かにやせ細るでしょう、怪我もするでしょう、病気にもなるでしょう。そしていつか息絶えるでしょう。
でもそれが自然なんです。
もともと自然を相手に生き残ってきた動物なのですから、本来の姿に返すだけのことです。
ペットを放す時のポイントは、
首輪にしっかり連絡先を書いておく
ペットフードを巻く時は雨に当たらない場所を選ぶ
水は雨水が溜まるところにお皿を置く。
(皿の中に石などの重りを入れておくこと。風に飛ばされないため)
痩せていることは不幸ではありません。人間の都合で繋がれたまま、死を迎えなくてはいけないのは不幸です。
一頭でも多くの犬が自由になれるよう、クリックをお願い致します。
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掲載日:2011.04.01