犬の中に放り込んで社会化が終わるわけではない
犬の社会化に関して今日は考察してみたいと思います。
「犬の社会化」という言葉は徐々に飼い主さんたちにも浸透しつつあります。
飼い主さんの5人に1人は社会化という言葉を知っているようです。
しかし実際に社会化を行うのは20人に1人にも満たない数だと思います。
関東の方が社会化に関しては知識があるようで、地方にいけばもう「なんのこと?」という状況。
犬にとってはなんともかわいそうな環境ですが、徐々に広がって行くのを待つしかないようです。
社会化の一つ、他犬とのコミュニケーションを上達させるというものがあります。
つまり、他の犬と仲良く遊べるか、もしくは遊べなくとも他犬を怖がらなくするのがねらいです。
方法として他の犬がたくさんいるところで時間を過ごさせればよいのですが、ただ放っておいても時間がかかってしまいます。
まず、社会化をしようとしている犬に好奇心があるか否かを見極めるのがポイント。
好奇心がある犬であれば、自分から知らないワンちゃんの匂いを嗅ぎに行きどんどん、コミュニケーション上級者に育っていくことでしょう。
逆にシャイなワンちゃんの場合は放っておいてもなかなかコミュニケーションが上達していきません。
そんなシャイなワンちゃんには自分よりも小柄で大人しく、まったりしているワンちゃんと接する時間を設けます。
自分よりも弱いと判断をすれば匂いを嗅ぎに行き、徐々にステップアップしていくことが可能です。
ただ、犬の中に放置してもダメですね。性格を見て上手にスムーズに社会化を行いましょう。
今週も頑張りましょう☆
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掲載日:2012.04.09