カミナリと花火と犬
8月に入ってカミナリや花火のシーズンが到来しました。人間にとって花火は楽しいものですが、犬にとっては怖いものです。
カミナリや花火の音を聞いて、半狂乱になってしまう犬は結構います。ちなみにプーチのリキは、うちにきて初めてカミナリがあった夜、網戸を突き破って脱走しました。(幸いなことにすぐに自分で戻ってきてくれましたが)
カミナリも花火も、犬が怖がる原因はその低音にあります。自然界で低音がとどろく場合、危険発生を意味しています。カミナリはもちろん危険ですし、地震や雪崩、地崩れなどの自然災害以外に野生動物が低音を耳にすることはありません。
ですので、低音が安全であることを教えてあげればパニックになりません。
慣らし方ですが、まずはできれば低音がはっきり聞こえるスピーカー(ウーファー)を用意してください。次に、花火が録音されているCDもしくは、花火の様子を録画しているDVDを用意。そして、スピーカーをクレートの前に持ってきて、何時間も流し続けてください。初めは、音を限りなく小さくして落ち着いていられるようになったら徐々に上げていってください。これを2週間ほど続ければ、まず大きな音に反応することはなくなります。
ポイントは何時間も聞かせ続けて、さらにその音が流れている間に食事を与えることです。もちろん、食事を食べなかったら下げてしまってください。かわいそうなようですが、お腹がすけば音がしても食べれるようになり、完全に慣れます。
ちなみプーチのリキは1週間で克服できました。おかげで今は網戸を破ることもなくなり爆睡しています(笑)
愛犬にはつらいトレーニングですが、これからの犬生を毎回カミナリや花火でパニックにするよりは遥かに有意義だと思います。
習うより慣れろ!
以上、きょうのプーチでした。
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