ドッグトレーナーになりたい方、その条件。
「犬が好きで、犬とふれあえる仕事がいいなぁ。ドッグトレーナーとかどうかな?」
ぷーちにもたくさんの研修生が実習をしにきて経験を積んでいきます。
しかし、本当にドッグトレーナーとして生きていける人は10%に満たないのが現実です。
それもそのはずで、多くの希望者は好きの対象としての犬しか見ていないので仕事として使えないのです。
どういうことか?
ドッグトレーナーの仕事はもちろん、犬と接することですがそれよりも飼い主さんとの接し方が大切なのです。
飼い主さんの影響を受けて今の犬が目の前にいるわけですから、今の犬を変えたければ飼い主さんの意識を変えなければならない。飼い主さんを説得するためには、コミュニケーションスキルが必要なのです。
見落としがちな、重大ポイントです。
もうひとつは、犬を扱う。生き物を扱うということの膨大な責任。
何か事故があった時、「うっかりしていました・・・」では済まないのです。
よく”うっかり”する人、ディテールに気をくばれない人には絶対にできる仕事ではありません。
また運転スキルも必要です。免許だけ持っているペーパードライバーに経営者は送迎を頼みません。
リスクが高すぎます。
そして、きっちり掃除が出来る人。お客様の犬をお預かりしているのですから、清潔でクリーンなお店にしておかなければなりません。
言われた掃除をするのは当然ですが、どこまで目が届くかはその人の感性により面白いほど違ってきます。
正直、犬の扱い方に関しては数をこなして経験を積んでいけばだれでもできるようになります。
しかし、ドッグトレーナーとして生きていくのであれば人として大きくならなければなりません。掃除や運転はもとより基本的な日常業務をこなす能力、一緒に仕事をする人への気遣いなどあらゆる部分で自分を高めて行きましょう。そうでなければ代わりはいくらでもいる世の中ですから。
犬よりも先に、学ぶ点を確認しましょう。
皆様のぽちっと♪とっても励みになっております。
ありがとうございます☆
にほんブログ村


掲載日:2012.02.17