リサイクル用回収箱の中から捨て犬を救出。
またまた海外での話。米国中北部のミシガン州で、飼主から見捨てられた一匹の犬がリサイクル用の回収箱の中から発見された。発見当時は、息絶えだえの状態であったが、獣医師の敏速な対応により、一命を取りとめ回復に向かっている。
治療にあたった獣医師のDee Sheldon氏によると、犬の年齢は5才から6才で、おそらく前飼主からは、愛情はもとより、まともな医療も受けた事がないという。犬は去勢されておらず、体重は平均を大きく下回り、歯茎は爛れ、耳は凍傷を負った状態であった。
虐待を受けたり疎まれた犬は、人に対して警戒心を抱くケースが多く、人間社会に馴染むまでには、それなりの時間とケアが必要だが、幸いにも発見された犬は、幸いにも温和な気質だという。
治療の甲斐もあり、現在は自力で立ち上がって少しの間であれば歩くことも出来るようになり、後6週間程治療を続ければ、立派な飼い犬となるだろうとして、現在里親を募集中です(当然、アメリカでの話ですが)。
動物管理局は、犬がどのようにしてリサイクル用回収箱に入れられたか、犯人特定のための聞き込みを開始したという。
日本も動物管理局などを開設して、動物虐待に繋がる行為をしている人を取り締まるべきなのだ。日本、緩すぎです。
掲載日:2009.03.19