ヒンドゥー教と犬
ヒンドゥー教といえば、インド。インド国内で8.3億人、その他の国の信者を合わせると約9億人とされ、キリスト教、イスラム教に続いて世界で第3番目の宗教がヒンドゥー教。
ヒンドゥー教において牛は聖なる動物とされていますが、残念ながら犬にはそういった特別なステイタスは与えられていません。
西洋や東洋とはまったく価値観が違うインドでは犬の扱い方も私たちの常識とはかなり異なっています。
私もインドを訪れた際に多くの犬を見ましたが、人が飢えている世界・・・トイプードルがニコニコ上品に歩いているような姿は一切見られません。インドに生を受けたワンちゃんの生活は、常に飢えと喧嘩と生死が隣り合わせの非常にタフなものでした。もちろん、ほとんどが野良犬。
しかし、11月下旬の満月の日はヒンドゥー教の大きなお祭りの日。この日ばかりは、お金持ちから、そうでない人、老若男女関係なく大騒ぎします。
インドの警察犬も例外ではありません。この日ばかりは、しっかり額に赤い印をつけ、花首輪で着飾ります。
ワンちゃんもこの日が大好きならしく、大喜び。それもそのはず、この日ばかりは食べたいだけごはんがもらえるからだそうです☆
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掲載日:2010.02.21