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プーチのドッグトレーナーが執筆する、犬と飼い主さんのためのプログ

他の犬が怖い犬に希望はあるのか、否か。

他の犬と仲良くできないわんちゃん、たくさん見かけます。
他の犬を怖がったり、近寄ろうとしないワンちゃんたち・・・飼い主としては、他の犬と仲良くできないのは大きなショックなのではないのでしょうか?



人間にも気の合う人、まったく合わない人がいるように犬にも相性があるのは当然です。それに友達がたくさんいた方が幸せな犬もいれば、飼い主さんだけで充分幸せと感じるワンちゃんもいるので、無理やり他の犬と仲良くしてもらうのは酷な話でもあります。

しかし、問題は「怖い」と感じているワンちゃんです。他の犬が怖かったり、飼い主以外の人間を怖がってしまうのは犬にとって非常に大きなストレスです。もし人間が、他のワンちゃんが怖い犬のように、他の人を怖がっていたら一歩も部屋から出られないでしょう。テレビすら見れません。人間のいる社会では廃人になるでしょう。

そもそも他の犬と仲良くできない原因は、相性・性格以外に社会化期の過ごし方にあります。



社会化期というのは生後14、15週齢あたりを指し、一番感受性が豊かな時期です。この時期に将来の犬の「許容範囲」が決まります。
この時期にパピー教室や兄弟犬、母親犬など他の犬とコミュニケーションを充分にとっているワンちゃんは、大抵犬嫌いにはなりません。

逆にこの時期に他の犬と触れ合っていないと犬自身が犬であることを認識できなくなります。さらにコミュニケーションの仕方も知らないので怖がることしかできなくなってしまいます。

他の犬に慣れてもらうためには、怖がるワンちゃんよりも優しくて小さいワンちゃんに会わせて徐々に自信をつけさせてあげるのがよいでしょう。経験を積むことで徐々に解消されていくことが多いです。

ですので、愛犬のためにもあきらめずに徐々に馴らしていきましょう☆

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掲載日:2009.11.30
情報更新日:2020.09.09