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プーチのドッグトレーナーが執筆する、犬と飼い主さんのためのプログ

寒さと震えと犬の関係

ぐっと気温が下がって、寒さが身にしみてくる今日この頃。
人間は衣替えをとっくに終わらせていますがワンちゃんの冬支度はおすみでしょうか?



そもそも犬はいつから寒さを感じるのでしょうか?

ワンちゃんは15度を割り込むと、犬のサイズに関係なく体を震わせる回数が多くなります。体を震わせる行為は、全身の筋肉を震わせることによってエネルギーを燃焼させて体を暖め、外気の寒さが体の内部に浸透するのを防ぎます。この「震え」は犬の体温「38.5度」の体温をキープし体内の諸臓器が正常に機能するのを持続させるのが目的。

しかしこの気温15度はワンちゃんの年齢や犬種などによって変わってきます。

自分のワンちゃんがどのくらいの気温から寒さを感じるのかを観察してみてください。

仔犬は寒さを早く感じます。20度を下回ると震え始めます。
短毛種は長毛種に比べて寒さに弱く、20度前後が快適な気温です。
老犬は成犬に比べると寒さに弱く、20度22度が快適。
メタボ犬は、痩せ犬に比べて寒さに強く、10度15度が快適な気温です。
運動量が多い犬は運動していない犬に比べて寒さに対して強いです。

犬が震えるのは寒いからだけでなく、緊張や興奮したときも震えます。まず、本当に寒いから震えているかをしっかり見極めてから、快適な空間作りをしてください。また、寒いからと言って散歩をしないと、かえって体の弱いワンちゃんになってしまいます。適度な運動は健康な体作りには必須!寒さに負けず、外にお出かけしましょう☆

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掲載日:2009.11.17
情報更新日:2020.09.09