老人と犬
高齢化社会に一直線の日本。散歩をしていると、おばあちゃんやおじいちゃんがわんちゃんを連れているのをよく見かけます。
先日、近くの団地から管理人がプーチを訪れて、「最近、おばあちゃんが、犬を連れて散歩をしている最中に事故を起こすことがよくあるので、もし見かけたら犬を飼わないように注意してあげてください」とお願いされました。
まず、その団地では犬や猫の飼育は禁止されています。ですので老人に限って注意するのはフェアではありません。しかし、確かに足もともおぼつかない老人に、ぶんぶん引っ張り癖+好戦的な犬の散歩は危険なのはごもっともです。実際、リードが足に絡まり転倒し、骨折する事故は多発しています。シニア世代に入った人は転んだだけでも大けがに発展してしまいます。
しかし・・・孤独なシニア世代から犬を取り上げることは、いくら安全性を重視しなくてはいけないことは理解しつつも難しいのではないでしょうか?
しかも、老人は犬に対して「しつけ」をすることはほとんどありません。一番厳しくしつけられるのは長男、次いで兄弟・姉妹、そして孫とどんどん甘くなっていき、犬に至ってはもうお世話とおやつをあげることが生きがいになっています。その結果、犬の暴走は手のつけられないレベルに達してしまっていることが多々あります。まさに負の連鎖ですね。
では対策はどうすればよいのでしょうか?
まずは犬を取り上げるのではなく、リードをハーネスにするなどのアドバイスをしつつ、しつけの勧めをするのがベターなんだと思います。もし、親戚もしくは近所にそういった方がいらっしゃいましたら、やさしく声をかけてあげてください。
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