えっ!犬も想像妊娠するの
犬にも想像妊娠があることをご存知でしょうか。 これは交配をしたメス犬でもしていないメス犬でも起こる事です。 人間で言う想像妊娠とは、強く妊娠を望んだりすることにより実際は妊娠していないのに妊娠の兆候が現れる事です。 生理が止まったり、つわりの症状が出たり、場合によってはお腹が膨らんできたりします。 犬の場合、妊娠を望んでいるわけではないので『想像妊娠』という言葉は少し違います。 ホルモンバランスの影響によって起こるので『偽妊娠』と呼ばれます。 偽妊娠は、犬のホルモンが通常よりも長期にわたり分泌されることで起こります。 偽妊娠の状態になると、犬には様々な変化が現れます。 身体的な変化としてはお腹がでる、母乳がでるなどです。 行動の変化は、布やシートをほって巣作りをする、ぬいぐるみや靴下などを大事に抱え込み放さない、狭い場所にはいってじっとしていて近付くと唸る、かとおもうと身体を触って欲しがる、クンクンと鳴き続けるなどです。 これらの症状は無発情期にはいれば自然におさまってきます。 注意点としては、母乳が出て自分で常に舐めてしまい乳腺炎を起こしてしまうことがあることです。悪化しないよう犬の体をチェックし、必要であれば腹帯などでお腹を覆ってあげるといいでしょう。 繰り返し偽妊娠の状態になると様々な病気を誘発します。早めの避妊をしてあげることが望ましいでしょう。 devote my life to dogs☆ にほんブログ村
掲載日:2011.05.06