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「犬を飼うことによって健康になった♪」という意見を耳にしたことはありませんか？



米国では、ミズーリ大学の獣医学部の“人と動物との相互作用”研究センター（ReCHAI）が科学的に動物が人の健康にどういった影響をもたらすのかを研究しています。

犬をはじめとするペットには、身体を動かす機会が増えて健康になったり、癒し効果で血圧が下がったり、また精神的にもプラスに影響するなどの事柄の科学的な実証に成功。

その研究課題の中でもとりわけ注目に値するのは、高齢者を対象に行った調査で、「犬と一緒に散歩するとどれだけ歩行能力が向上するのか？」

この調査では、まず保護犬の犬と一緒に散歩するグループと、人間と一緒に散歩するグループに分けます。

そして、それぞれのグループともに1時間の散歩を週に5回、12週間続けるというプログラムを進めました。

プログラムの終了後、研究者らがそれぞれのグループの高齢者の活動レベルを測定したところ、犬と一緒に歩いた人々の歩行能力が28％向上したのに対し、人と一緒に歩いた人々は、わずか4％しか歩行能力の向上が見られなかったそうです。



犬と一緒の散歩だと、人との散歩よりも7倍も歩行能力が向上している！！！

やはり散歩相手が犬であると、歩くスピードも速まることにより歩行距離が延びたり、精神的にも安心？して自分の世界に入って散歩ができるのが健康面＆精神面で大きなプラスになっているようです。

一方、人間同士だと気を使ったり、天候などを言い訳にしてお互いにサボろうとする方向に流れ、運動量が自然と落ち始めると研究者は指摘しています。

やっと気持ち良い季節になってきました。積極的に散歩に出て、人も犬も健康に長生きしましょう☆

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