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プーチのドッグトレーナーが執筆する、犬と飼い主さんのためのプログ

「小型犬」のはずが…

自分はマンションで一人暮らし。部屋の大きくないため「小型犬」を購入しようと、近所のペットショップに立ち寄る。



店内を歩いていると店員さんが「この犬種のワンちゃんが大きくなりませんので、マンションにぴったりです。吠えもしませんし、散歩もとくに必要ありませんよ。」と言葉巧みな説明に納得して、「小型犬」の購入をしました。

しかし、時間がたつにつれてサイズがどんどん大きくなり、マンションで飼うのが厳しくなり、とうとう実家で飼うことになってしまいました。

「サイズが大きくなることで、予想以上の出費がかさんでしまいましたが、これらのコストをペットショップに請求できることは可能なのでしょうか?」

こららの法律を調べてみると、実際と明らかに違う説明があったり詳細な説明がなかったりしたら売買契約を取り消せることがあるそうです。

つまり、バーニーズマウンテンの子犬なのにこのワンちゃんは5キロ以上になることはありませんよ・・・・という説明を受けて購入してしまったら返金可能です。
しかし、トイプードルがちょっと大きくなったくらいでは請求できません。

当たり前ではありますが、犬の成長は個体差があるため一般的なサイズに収まらない例はたくさんあります。

とくにペットショップのワンちゃんはより多くの子犬を販売するために、近親交配を果てしなく繰り返すので、病弱は当たり前、脳の疾患、遺伝子疾患、異常なサイズになるのは残念なことに

「日本社会の現実」

期待していた「サイズ」と違ったからといって、犬をペットショップに返す人はまずいません。結局、買ったほうが最後まで「馬鹿」を見るというのが現状です。

もし、サイズがどうしても大切な条件であるのならば、成犬になっているワンちゃんを保護施設や里親募集している方がもらうのが一番、確実ですよ。

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掲載日:2010.04.05
情報更新日:2020.09.09