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ILLNESS

犬の病気辞典

目ヤニが出る症例の一覧

症例一覧

  • 鼻炎

    ウイルスや細菌、異物などが鼻腔や副鼻腔内に侵入し、鼻の中の粘膜に炎症が起こることです

    鼻炎

    ビエン

    ウイルスや細菌、異物などが鼻腔や副鼻腔内に侵入し、鼻の中の粘膜に炎症が起こることです。
    ウイルスや細菌、真菌などの感染、花粉などに対するアレルギー反応、
    鼻腔内部にできた腫瘍や鼻腔周辺の傷や異物そのものが原因として考えられます。
    また、「鼻ダニ」と呼ばれるダニの一種が鼻炎を引き起こすこともあります。
    鼻水とくしゃみが出て、鼻を気にするようになります。
    初期段階の鼻水はサラサラとしていますが、症状が進行すると
    徐々に黄色や緑色のネバネバとした膿のような鼻水が見られ、鼻詰まりが起こります。
    慢性化すると副鼻腔炎を引き起こすこともあります。
  • 副鼻腔炎

    鼻の奥にある副鼻腔という空洞内に炎症が起きている状態のことです

    副鼻腔炎

    フクビクウエン

    鼻の奥にある副鼻腔という空洞内に炎症が起きている状態のことです。
    副鼻腔内に膿が溜まった状態は、蓄膿症と呼ばれています。
    鼻炎が慢性化し発症することがあります。
    また、歯周炎が原因で発症したり、細菌や真菌、ウイルス感染が
    原因となっていることもあります。
    くしゃみや鼻水などの鼻炎症状が見られ、鼻水はドロッとした濃いものです。
    鼻の周りが腫れて鼻が埋まってしまうと苦しげに口を開けて呼吸をするようになります。
  • 角膜炎

    何らかの原因で目の一番外側にある眼球の表面を覆っている透明の膜に炎症が起こる病気です

    角膜炎

    カクマクエン

    目の一番外側にある眼球の表面を覆っている透明の膜に炎症が起こる病気です。
    目の周りの毛やまつ毛、シャンプーなどが目に入ったり、
    ジステンパーや犬伝染性肝炎などの感染症、アレルギー疾患などの
    病気が原因となり発症します。
    痛みが生じ、目をこすったり、顔を床やソファーにこすりつけたりします。
    また、光をまぶしがったり、目をショボショボさせる様子が見られたり、
    目ヤニや涙がいつもより多く出るようになります。
    症状が進行すると角膜が白く濁り、瞼の痙攣が見られるようになります。
  • 結膜炎

    細菌やウイルス感染、アレルギーなどが原因で結膜に炎症が起こる病気です。

    結膜炎

    ケツマクエン

    細菌やウイルス感染、アレルギーなどが原因で結膜に炎症が起こる病気です。
    片目だけ結膜炎になってしまった場合には、目の周りの毛やまつ毛や
    シャンプー、ゴミなどが目に入ってしまったことが原因として考えられます。
    両目が結膜炎になってしまった場合には、細菌やウイルス感染、
    アレルギーなどが原因として考えられます。
    また、元々持っているアトピー性皮膚炎や角膜炎、副鼻腔炎が原因で発症することもあります。
    結膜が充血し、かゆみが生じ、まばたきの回数が増えたり、目をしきりに擦るようになります。
    また、目ヤニや涙がいつもより多く出るようになります。
  • 犬ジステンパーウイルス感染症

    ニホンオオカミの絶滅の原因となった疾患として有名で、 全世界に存在しているジステンパーウイルスの感染によって 呼吸器症状や神経症状が見られる発熱性の病気です

    犬ジステンパーウイルス感染症

    イヌジステンパーカンセンショウ

    ニホンオオカミの絶滅の原因となった疾患として有名で、
    全世界に存在しているジステンパーウイルスの感染によって
    呼吸器症状や神経症状が見られる発熱性の病気です。
    ワクチン未接種の1歳未満の子犬に発症することが多く、命に関わる場合もあります。
    感染し、発症している犬の目ヤニ、鼻水や唾液、排泄物に含まれている
    ジステンパーウイルスを直接触ることで感染する接触感染と、
    発症している犬の咳やくしゃみを吸い込むことで感染する飛沫感染があります。