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ILLNESS

犬の病気辞典

尿が少ない症例の一覧

症例一覧

  • 前立腺腫瘍

    発病の原因はまだ明らかになっていませんが、性ホルモンが関与していると考えられています

    前立腺腫瘍

    ゼンリツセンシュヨウ

    発病の原因はまだ明らかになっていませんが、性ホルモンが関与していると考えられています。
    発症すると、尿が出にくくなったり、便を我慢するなどの症状が現れます。
    進行して、腫瘍が腰やお腹にまで広がると、痛みを感じて足を引きずり歩くようになります。
  • 膀胱結石

    尿路結石ができやすい体質であるところに細菌性膀胱炎が要因として加わることで生じます

    膀胱結石

    ボウコウケッセキ

    尿路結石ができやすい体質であるところに細菌性膀胱炎が要因として加わることで生じます。
    その他には食事内容や水分摂取量不足などが要因としてあげられます。
    膀胱結石が出来ると結石によって膀胱が傷つき、血尿が出ることがあります。
    また、尿が出づらくなることで排尿姿勢を取る回数が増えますが、一回あたりの尿の量は減ります。
    その他には、尿の臭いがきつくなったり、膀胱に尿が溜まることによって
    お腹の膨らみが見られるようになります。
  • 膀胱炎

    大腸菌やブドウ球菌といった細菌感染によるものです

    膀胱炎

    ボウコウエン

    大腸菌やブドウ球菌といった細菌感染によるものです。
    その他に、寄生虫や真菌の感染、腫瘍や外傷、尿石症なども原因としてあげられます。
    一般的に尿道が細く長い雄よりも尿道が太く短い雌に発症しやすい傾向があります。
    膀胱炎になると、尿の色が濁ったり、血尿が出るようになります。
    また、尿が出づらくなることで頻繁にトイレに行くのに尿の量が少なくなったりします。
  • 尿道結石

    膀胱などで作られた「ストルバイト結石」、「シュウ酸カルシウム結石」などの結石が 尿道に流れて詰まっている状態です

    尿道結石

    ニョウドウケッセキ

    膀胱などで作られた「ストルバイト結石」、「シュウ酸カルシウム結石」などの結石が
    尿道に流れて詰まっている状態です。
    細菌性膀胱炎などの尿路感染症が原因で、尿がアルカリ化を起こすことにより形成すると考えられています。
    尿道結石ができると1日の尿量が減ったり、血尿が出るようになります。
    放置すると、急性腎不全となり尿毒症を引き起こすこともあります。
  • 前立腺肥大

    前立腺は雄犬のみに存在する生殖器で、前立腺液や精液などを分泌する役割があります

    前立腺肥大

    ゼンリツセンヒダイ

    前立腺は雄犬のみに存在する生殖器で、前立腺液や精液などを分泌する役割があります。
    この前立腺が何らかの原因で細菌に感染してしまうことで発症します。
    原因は明らかではありませんが、老化に伴って男性ホルモンのバランスが
    崩れることが要因として考えられます。
    去勢をしていない5~6歳の以上の雄犬に多く見られます。
    肥大が進行すると、便や尿が出にくくなったり、便の形が変わったり、
    血尿が見られるようになります。
    さらに症状が進行すると排泄が困難になり、膀胱炎を併発することがあります。
  • 会陰ヘルニア

    筋力の低下や腹圧上昇を誘発する病気です

    会陰ヘルニア

    エインヘルニア

    筋力の低下や腹圧上昇を誘発する病気です。
    男性ホルモンの影響で会陰部にある筋肉の間に隙間ができ、
    そこにお腹の中の臓器が飛び出てしまいます。
    去勢をしていない5歳以上の雄犬に発症することが多い病気です。
    会陰ヘルニアになると、肛門周りが膨らむことで、腸が飛び出し、
    排便が困難になり、便秘になります。
    稀に、腸ではなく膀胱が飛び出してしまうこともあります。