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犬の種類図鑑

ケアーン・テリア

犬の種類図鑑

History

歴史と概要

世界で一番の小さな相棒 ケアーン・テリア

犬の総合施設Pooch 犬の歴史

ケアーン・テリアは、スコットランドのスカイ島に生息していたとされている。ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアなどの足の短いテリア種の祖先犬と考えられている。この犬種は15 世紀頃から存在し、キツネ、アナグマ、カワウソなどの狩りに使われていたらしい。特に、石垣の間に隠れた小動物を追い出すことが得意な作業テリアだった。この特技から、ケアーン(石組み、石垣)という名前で呼ばれるようになった。この時代にはまだ、被毛の色でテリア種が分かれていたわけでなく、スコットランド出身のテリアはすべてスコッチ・テリアと呼ばれていた。ようやく1873 年に入り、ダンディ・ディンモント・テリアとスカイ・テリアに分けられ、8年後の1881年にスカイ・テリアがスカイ・ヘアード・テリアとハード・ヘ アード・テリアに分類された。さらに、ハード・ヘアード・テリアがスコッチ・テリア、ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリア、ケアーン・ テリアに分類されることになり、1912年に正式にケアーン・テリアと認められ今日に至る。
歴史があり、猟犬としても優秀で、さらに家庭犬としても愛嬌がありたちまち人を魅了するケアーン・テリアは、イギリスですぐに人気者になった。そして、アメリカでは1939年の映画「オズの魔法使い」に主人公ドロシーの愛犬トト役でケアーン・テリアが出演したことから人気に火が付く。ケアーン・テリアが出演した映画は結構あり、18作品に出演している。「オズの魔法使い」「ツイスター」「ビッグ・リボウスキ」などなど見たことがある人も多いだろう。
その気質は映画、オズの魔法使いのトト役とは全く逆で、かなり気が強いし、活発で暴れん坊だ。他のテリア種同様に頑固、地面を掘り返すことを好む。強い狩猟本能と高い知能を持っており、わがままではあるがしっかりとした規律をもってトレーニングすればよい家庭犬になれる素質は十分に持っている。
ケアーン・テリアの手入れは、指で被毛を引き抜くハンド・ストリッピングが必要。ハサミを使い被毛をカットしてしまうと、ケアーン本来の武骨なイメージは消えてしまう。 ハンド・ストリッピングは死毛を毛根ごと引き抜く作業である。この作業をすることで、新しい被毛が生え、新陳代謝が活発になり結果的には犬を寒さや風、水から守ることになるのである。

ちなみに、イギリスのケアーン・テリア・クラブの標語“The best little pal in the world”(世界で一番の小さな相棒)と呼ばれている。すべては、飼い主次第である。

犬の種類図鑑

Lifespan

寿命

14年

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Alias

別名

犬の種類図鑑

Size

体重・体高

体重:6~7kg
体高:25~30cm

情報更新日:2015.08.01