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犬の種類図鑑

グレート・ピレネーズ

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History

歴史と概要

フランスの王室犬 グレート・ピレネーズ

犬の総合施設Pooch 犬の歴史

グレート・ピレネーズの原産国はイギリス。しかし、主に活躍したのはフランスのピレネーであった。ここに住むバスク人によって牧羊犬として牧草地の家畜(特に羊)を保護するのに使われてきた。この地域は狼やクマ、また盗賊までもが出没するので、勇敢な犬が必要だった。
中世のフランスでは、警備犬として活躍し、領主のステータスの象徴にもなった。17世紀に入ると、ルイ14世の宮廷に番犬として飼われることになり、1675年にはルイ14世によって「フランス王室犬」に定められることになった。そして今日、フランス王立法廷の公式犬でもある。世界中にその名が知られるのは、20世紀に入ってからだ。1930年代、グレート・ピレニーズはアメリカに上陸し、1933年にはAKCに承認されポピュラーになり、現在でも一定の人気を維持している。

グレート・ピレネーズは古代犬の部類に入り、狼爪がある。狼に近い血統の証拠だ。この狼爪は不要なので、子犬の間に切り取る場合が多い。祖先犬はチベタン・マスティフと考えられている。また、ピレネー山脈という閉ざされた環境のおかげで、高度に純血を保ちながら独特の進化を遂げたことが、大型犬種の中でもきわめて巨大になった理由と推測されている。

グレート・ピレネーズの性格は、まさに家族に忠実、非常に穏やかであり、子供等にも寛容に接することができる優れた番犬である。ただ、飼い主がしっかりとしたリーダーシップを発揮できない場合には逆に威圧的な態度をとったり攻撃的になったりすることが稀にある。また、大型犬なのでしっかりとしたしつけ、トレーニングは必ず行うこと。番犬だけあって、中には無駄吠えをする犬がいることもある。また、その巨体を維持するためには、それなりの運動量が必要。とくに山脈出身だけあって、ハイキングが大好き。また、雪や寒い日が得意である。逆に夏の暑い日には、すぐに息を切らせてしまうので、クーラーは常にオンにしておいたほうが良いだろう。きれいな被毛を維持するためには、最低でも週に2回のブラッシング。毎日の抜け毛取りは必須。

余談ではあるが、映画『ネバーランド』で、J.M.バリーの飼っているランドシーア役として、グレート・ピレニーズが出演している。

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情報更新日:2015.08.01
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