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犬の食事図鑑

愛犬の健康のために犬の栄養学を考えてみましょう。

犬の食事図鑑

犬は本来肉食動物です。野生で過ごしていたとしたらどんな食べ物を食べ、 どんな栄養を摂取していたのでしょうか。そして普段どんな食べ物を与えることで 摂取すべき栄養が補えるのでしょうか。

食材一覧

  • レタス

    95%以上が水分でできているので犬の水分補給に最適です。 レタスはラクチュコピクリンという成分を含んでおり、 自律神経を整える機能や、リラックス効果や安眠効果が期待できます。 また、夏野菜なので体を冷やす効果があります。 冬場に与える場合には湯がいたものやスープの具として与えるのが最適です。 栄養が豊富で低カロリーなため、犬のおやつには最適ですが与えすぎるとお腹を壊してしまいます。
  • 栗には多くのビタミンやミネラルが含まれており、栄養満点の食材です。 100gあたりのカロリーが164kcal、タンパク質が2.8gなのでご飯を食べまくなってしまったわんちゃんの栄養補給にもなります。 しかし、消化に良い食材ではないので与えすぎると消化不良を起こしてしまいます。 また、利尿作用のあるカリウムが多く含まれているのでおもらしの原因となることがあります。 1日1粒を目安に与えるようにしましょう。
  • さつま芋

    ビタミンCやビタミンB6が多く含まれています。 ビタミンCは老化防止に効果があり、ビタミンB6はタンパク質をエネルギーに変える働きをします。お肉中心の食事の場合、さつま芋を少しトッピングしてあげるとバランスが取れます。 また、ヤラピンという栄養素や食物繊維が便秘を予防する働きをしてくれます。 しかし、糖質が多い為与えすぎると肥満の原因となります。 1日15g程を目安に与えるようにしましょう。
  • ビタミンCが豊富に含まれており、低カロリーなのでおやつとしては最適です。 その他にもポリフェノールが含まれており、視力改善や抗酸化作用に効果がありますので、犬の老化防止に有効です。 しかし苺にはキシリトールが含まれており、過剰摂取は低血糖を引き起こす要因となります。 1日に1粒を目安に与えるようにしましょう。
  • 納豆

    ビタミンやミネラルが豊富に含まれており、どれも犬にとって大切な栄養となります。納豆にのみ含まれる「ナットウキーゼ」は、血液をサラサラにすることで血栓を予防する作用があります。また、納豆菌やオリゴ糖には腸内環境を整える働きがあり、便秘を解消してくれます。腸内環境が改善されることで便のニオイも改善されます。しかし、納豆に含まれるセレンという物質は過剰摂取すると中毒を引き起こす恐れがあります。与える目安としては小型犬で4分の1パック、中型犬や大型犬では2分の1パックです。
  • 大根

    犬は野菜を上手く消化することができません。しかし、与え方を工夫すれば根の部分だけでなく葉の部分までも与えることができます。大根の皮を剥いた根の部分は90%が水分です。また、カリウムが豊富なので利尿作用を促進してくれます。体に溜まった老廃物を排出することができ、体内のリセットに役立ちます。様々な酵素も含まれており、消化を助ける働きをしてくれます。酵素は熱に弱いので生のまま与えることで有効に働きます。葉には体内でビタミンAに変わるベーターカロテンが豊富に含まれています。ベーターカロテンは油によって吸収が高まるので炒めて与えることで有効に働きます。しかし、与えすぎると大根に含まれる辛味成分でお腹を壊してしまうので注意が必要です。
  • 山芋

    「山のうなぎ」と言われるほど栄養価の高い山芋には、アミラーゼと呼ばれる消化を促進する成分が含まれており、食欲不振の改善や整腸作用があり、胃腸に優しい食材です。また、ムチンという成分がたんぱく質の吸収を向上させ、栄養摂取の補助的な役割を果たします。しかし、山芋の皮には多くのシュウ酸カルシウム結晶があり、針のような形をしているため皮膚に付着すると痒みを伴います。これは人だけではなく犬にも起こりえます。皮膚疾患を持つ犬の場合、山芋は与えない方がいいでしょう。
  • 煮干し

    煮干しにはカルシウムが豊富に含まれています。タンパク質が中心のドッグフードではカルシウムが不足しがちです。そのため、おやつとして煮干しを取り入れることで補うこそができます。DHA及びEPAも豊富に含まれており、これらの成分には血液をサラサラにする作用があります。「神経細胞の活性化」に効果があり、認知症の予防に繋がります。認知症の発症率が80%にもなる日本犬には煮干しが最適です。しかし、煮干しを与えて過ぎてしまうと、過度なミネラル摂取により尿結石を引き起こしてしまいます。一度に1〜2匹程度にしましょう。
  • ごま

    ごまは、50%が油分、20%がタンパク質、30%がビタミンやミネラル、食物繊維で出来ていて非常に栄養素のバランスが良いのが特長です。また、セサミンやセサモリンというごま特有の成分を「ゴマリグナン」という言いますが、これには抗酸化作用があります。コレステロール低下、肝機能の改善、脂肪酸の代謝促進、血圧低下などの優れた効果を持ちます。外皮が硬く消化しにくいのですり潰したものを与えましょう。すり潰したごまは酸化が早いので与える直前にすり潰すのがお勧めです。食物繊維が豊富なので与えすぎると下痢をする恐れがあります。与える際にはトッピング程度にしましょう。
  • 豆腐

    とても栄養価が高く、消化のしやすい食品です。特にカルシウムとタンパク質が豊富に含まれており、同じ重さのお肉と比べるとカロリーは4分の1なのでダイエットに効果的です。また、絹ごし豆腐よりも木綿豆腐の方がカルシウムとタンパク質共に多く含まれております。しかし、大豆アレルギーを持つ子もいるので注意が必要です。また、リンやマグネシウムも豊富に含まれており、これらを主成分として尿石になるストラバイト結石を持っている子は控えた方がいいでしょう。水分も多く与えすぎると下痢になってしまう可能性もあります。与える際には一口サイズから始めてみましょう。