トリマー養成学校の大罪
これからトリマーを目指そうと思っている人、もしくはいまトリマー養成学校に通っている方にとくに読んでほしい内容です。
トリマーを目指す人はいかにたくさんの犬を実際に切り、体験してみることを望みます。
当たり前ですね、職人は経験が全てですから。
学校側はそこに目を付けて、犬を大量に確保します。
学校側の売り文句は、
「多数の犬を飼育しているので、様々なカットスタイルを学ぶことができる。」
というものなります。
トリマーになりたい人にとってはとても魅力的な文言ですね。
しかし、学校側で飼われている犬たちはどんな生活を送っているかを考えてみてください。
彼らは、毎日なんどもシャンプーをされ、体を切られ、しばしば下手な生徒に怪我をさせられ、またクレートに戻る。そうして外の世界をしることなく死んでいきます。
犬をトリミングするという行為は決して犬が大喜びするものではありません。
それを一日に何度もシャンプーされ、人や犬との触れ合いもないまま、散歩にも出ないまま死んでいく犬たちのことを考えると、こんな学校を辞めたくなるのではないでしょうか。
トリマーの生徒たちがたまに庭に犬を離してあげると、彼らは走り方を知らないのでバランスを崩して転んだりするそうです。
事情を知らない生徒たちはそんな様子をみて
「あはは、変な走り方!」と笑っています。
なんと残酷な世界なのでしょう。
犬が大好きなようなふりをしている動物専門学校。
生涯シャンプーだけという拷問の様な毎日を送って死んでいく犬たち。
そして高級車に乗って宴会に行く学校長。
人間社会の罪以外何物でもありません。
もしトリマーを目指すのであればカットモデル犬がどのように飼育されているかをしっかり問い詰め確認してから入学をした方がよいでしょう。
何百万も払って動物虐待のお手伝いをするのはそもそもの意図に反するでしょう。
暗い話題になって申し訳ありませんが、現実を知ることから改善が始まると信じています。
今日も、大資本に騙されない一日を過ごしましょう。
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掲載日:2012.04.11