同じ報酬でも与え方によって効果が変わる
“おすわり”や“ふせ”、様々なコマンドの指示をしっぽを振りながら目をキラキラさせて、まるでゲームのように夢中になってするイヌがいます。 このようにコマンドをイヌ自身が楽しめるように教えるには1つの大きなポイントがあります。 それは、【イヌが自らすすんで望ましい行動をとった時に報酬を与える】という事です。 まったく同じ報酬であっても、受動的にさせられた行動によるものよりも、自ら能動的にした行動による報酬に対してイヌは大きな反応と興味を示すのです。 つまり、餌で誘導したり押さえつけたりしてオスワリをさせてから報酬与える場合と、イヌが自然に座るまで待ってから報酬与えるのではその後のイヌのやる気や他のコマンドを覚える速度が大きく変わってくるのです。 用意された道を通ってばかりいた動物には選択の余地がないために何事においても積極的に取り組めなくなるという傾向があります。 対して自らの行動を選択し、その結果良い事が起こるということを繰り返し経験した動物たちはどんな困難にも解決策を見出し、我慢強く、意欲的に行動出来るようになるのです。 同じ動作を教え、同じ事が出来るようになったとしても、そのやり方次第でそのイヌの精神状態は大きく変わります。 大きな心を持ったイヌに成長させるために、イヌ自身がとった良い行動に対して評価を与えてあげるようにしましょう☆ devote my life to dogs☆By midori ぽちっとお願いします♪ にほんブログ村
掲載日:2011.11.19