ケースバイケースのおやつトレーニング
おはようございます。ぷーち関です。
年に一回か二回ほどおやつしか使わないトレーニングをするトレーナーの話を耳にします。
「うちのトレーニング方法はおやつしか使いません」
えっ!おやつだけで、なんでも出来ちゃうの?
例えば、分離不安や、わがままで噛みついてくる犬などもおやつで良い子になるの?
答えは、「何年か続ければ治るかもしれない」
「そう言ったワンちゃんをトレーニングしたことがない」
これでは胸を張っておやつトレーニングを支持できません。
おやつを使ったトレーニングで一番問題になるのは、
おやつが無いとやらない、または、おやつをバージョンアップしていかないと、やらなくなる。
また、常におやつを与えていると、太ってしまったりと健康上の問題も出てきます。
アレルギーのあるワンちゃんもいます。
しかも、わがままな行動、噛みつきや要求吠えなどに対しておやつを与えると行動を強化する可能性大。
もちろん、おやつを全面否定するわけではありません。
良い子であれば、コマンドを教えるのにとても有効ですし、怖がった犬をパニックから救いだせるものがおやつ、だったりします。
またとても大切なのですが怖い事を克服した確認にもおやつは有効です。
シーザー・ミランや英国のヴィクトリア、ダンパー博士もおやつだけを使ったトレーングをしてはいません。
大切なのはその犬の性格・特性・症状、そして目標を考慮にいれて、どんなトレーニングをするかを組み立てること、それに必要な知識です。
どんなトレーニングも一本やりでは限界がありますね。
今週も実りある一週間に。
Good Dog Good Life♪
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掲載日:2011.09.26